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不動産のサブリース契約とは??

こんにちは。33歳女医です。

今日は前回ちらっとお話したサブリースについてお話します。

まず、不動産を持つにあたってオーナーは不動産管理会社と管理委託契約を結ぶことになります。

主に2種類の契約があり、集金代行契約やサブリース契約があります。

集金代行契約は、家賃集金などオーナーとしての業務を代行する契約です。管理手数料は不動産会社によって異なります。770円~何千年とばらつきがあります。また保証内容も異なりますが、物件への入居者の募集、清掃や修繕、入居者との契約手続き、家賃の集金、トラブル時の対応などが管理内容に含まれていることが多いようです。私も色んな不動産会社から話を聞きましたが、含まれていることが多かったです。もちろん会社によって細かい差はあります。オーナーは何もしなくても不動産会社が全部、部屋のトラブルなどを対応してくれるので楽ちんです。入居者がいれば家賃は100%オーナーに支払われます。

サブリース契約とはオーナーが所有している物件の家賃保証額を不動産会社から支払われる契約です。多くの場合、保証額は家賃の8割~9割程度です。上記にも書いた集金代行契約で保証してくれる物件への入居者の募集、清掃や修繕、入居者との契約手続き、家賃の集金、トラブル時の対応も契約に含まれています。


●サブリース契約のメリット

一番は空室のリスクを回避できることです!

入居者がいないときも賃料が保証されます。実際の家賃の8割~9割がコンスタントに支払われます。残りの2割~1割が不動産会社の利益となるわけですね。せっかく、入居者がいるのに家賃の2割~1割が自分の収入にならないのは勿体ないですが、一定の保証されたお金が入っていくるので心配性の人は安心するでしょう。

●サブリース契約のデメリット

□家賃収入が少なくなる。

不動産会社に1~2割の家賃を取られてしまいます。サブリース契約をすると空き室のリスクを回避できる反面、家賃収入は少なくなります。

□契約を解約しにくい

契約を解約できない場合、サブリース契約の物件であると、売却しようとしても、通常の物件と比べて価格が安くなってしまったり、売るまでにも時間がかかって苦労します。そしてやっとのことで解約できるとなっても、半年分の家賃を請求されるケースもあります。色んな会社の説明を聞きましたが、半年分の家賃をペナルティーで請求する会社は多かったです。。。


以上、簡単に書きましたがざっくりとこんな感じです。

ある会社は「サブリースなんてつける必要はないと思います。」と言ったり、「サブリースをつけた方が安心じゃないですか?どうせ心配するくらいなら付けちゃったほうが良くないですか?うちのお客さんは8割はサブリースで契約していますよ」と言う営業マンもいたり、「うちは人がちゃんとつく物件しか売っていませんので、サブリース契約はありません」と言う方もいたり、「うちは基本的にサブリースでしか契約がありません」という不動産会社もありました。色々ありすぎて混乱しました。

患者さんが「先生、この病気は手術とお薬で治すのはどっちがよいのですか?」と医師に聞いて、医学的知識がない患者さんに選択肢をお話するのと同じですね。ある医師は「この手術をしたほうが良いですよ」と言ったり、「この手術をするよりはひとまず様子を見たほうがよいと思います。」と言う医者もいたり、「お薬で治していった方がよいですよ」と言う人もいるでしょう。患者さんは混乱します。

やはり、できるだけ情報を集めて、メリットやデメリットを理解した上で選択することが大切だと思います。インターネットの情報でも良いですし、第3者に聞くのも良いと思います。

今日はサブリース契約についてお話しました。

ではまた!

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