見出し画像

マイナンバーカード、大丈夫?

マイナンバーカード偽造、在留カード偽造、さらに「SIMスワップ」など、便利な世の中になればなるほど、個人情報は重要になり、充分な対策が必要になる。

住所・氏名・生年月日・性別・電話番号・メルアド程度は既に流出されていると思った方が良いだろう。実際に、取引のある通販サイトを真似たDMや、住所や好みに合わせたメールが届いている。スマホにまで勧誘電話が掛かってくるので、発信元情報を表示するアプリも入れてある。

ネットバンクを利用し、外食・買い物・移動に現金を使わなくなった。2年後までには、ネットで衣類やニャンコの餌とトイレ砂、日常的な必需品・食材の宅配も出来るようにする予定だ。その頃には免許返納をしようと考えている。

我が人生のカウントダウンまでのタイムスケジュールを組むときに、もっとも重要事項を簡略にするために、少ないとは言え資産管理は明確にしなければならない。それだけに、最も重要なマイナンバーカード までもが偽造されるとなると、これが広まるという事は、偽札の偽造に匹敵するほどの、日本経済を揺るがしかねない大問題だろう。


日本政府が肝いりのマイナンバーカード、これから普及を図ろうという矢先に、26歳の女性が、性差別では無く、簡単に出来てしまう事に驚かされた。しかも最近ではICチップまで偽造できるようになったと聞く。不正使用できなくするためのICチップが偽造されては、個人識別など不正はいくらでも出来てしまう。近い将来は国籍まで作れるように成るのではないか。

マイナンバーカードの情報流出については、2021年の頃から問題視されていた。何となく充分な検証もされないまま、政府の意向に沿った形で進められて行く事に疑問を感じる。

マイナンバーカードは個人識別カードで、すでに医療の受診時に使う健康保険証の替わりになっている。自治体の連絡や、運転免許証の替わりにも成るとされている。

こういう重要な事が、個人情報の全てを預ける事になる、個人識別カードが、乗っ取られると言う事は、俗に言われている「背乗り」が簡単に出来るという事になる。こういう重要な事案に対して、何の説明も無いし、野党も全く触れようとしない。

2023年12月には、在留カードの「偽造工場」などというニュースも・・・。こうなると、移民問題とか難民の受け入れでは無く、堂々と在留許可を得られた事になる。サスペンスドラマでは無いが、身寄りの無い日本人と親しくなり、その人を殺して偽造マイナンバーカードを手に入れれば、日本人としての国籍も得られて自由に行動できる。恐い。

2023年12月のこの記事も気になった。日本ソフトバンクのヤフーとLINEが合併し、更にスマホ決済最大手のPayPay、電子商取引のZOZO、オフィス用品アスクル、旅行の一休が傘下に加わり、その後に情報流出が起きた。

LINEの危険性は以前から言われているのに、日本では行政ですらLINEを使い、予約や連絡などに使われている。「遺憾」では済まされない事なのに、今の日本政府、与野党共にこれに関してはやる気が見えない。日本では、日本独自の安全性を担保したアプリは出来ないのか。

かなり初期の頃、やはりソフトバンクに依頼した年金記録が韓国のサーバーに預けられ、それが中国に筒抜けになっていた。これも最終報告もされず、アヤフヤになったまま、シッカリとした是正もされなかった。

LINEは韓国の大韓民国中央情報部(KCIA)が自由に見られる事が解っただけだった。現在は是正されたというが、未だに情報流出が起きているという事は、如何なものか。

韓国と日本の企業ガバナンス、などと甘い事では済まされない。スマホの個人情報が流出することで、世界的な問題として「SIMスワップ」に因るネットバンクの不正送金・不正決済がすでに起きている。SIMスワップの手法と予防策は、最低限の知識として知らなければならない。

これが最近は日本にも入ってきているようだ。秋頃からURLへ誘うメールが届くようになった。LINEから情報流出したのか、個人名で「ひさしぶり・・・」などというメールが来る。まだ日本での被害が少ないというのは、日本ではまだネットの利用が少ないからで、今後は義務教育の段階でネットリテラシー教育が必要だろう。

最低限の対策として、一切の個人メールもDMも、URLへ誘う文面の時にはクリックしない。初歩の対策として、通販からの確認メールも送信元のドメインを確認してみる。実際に来た事があるのが、@amazon・・・が@anazon・・・などと一見分かりにくくなってる。

友人や親戚にも注意喚起してるが、実害が無いと対策を考えないようだ。まだ買い物は現金主義なので、実感はないのだろう。

解りやすい下のようなメールは、文面を少し変えて良く来ている。docomoで契約してるので、送信元はdocomo表示になってるが、クリックして確認すると、メールドメインはdocomoでは無い。

今後も様々な個人情報を盗むために、巧妙な手口が考えられるだろう。銀行管理はじめほとんどをスマホだけで出来るようにしてある。

最も安全な手法としてVPNがあるが、残念ながら使いこなすだけの知識が無い。全てをスマホに任せているので、最低限の事として暗号化機能のある「+メッセージ」「WhatsApp」以外は使わない。固定電話の解約も考えていたが、最も安全な二段認証のためには固定電話が必要で、解約できずにいる。

あくまでも個人で個人情報は守らなければならないようだ。とりあえず、現時点での乏しい知識だけで、打てるだけの事はしてある。何処まで安全かは解らないが。現在はPCよりもスマホを使って、ほぼ全てを管理してるだけに、簡単になった分だけ、安全な使用に関して自己責任が重くなったようだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?