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老人のお付き合い・・・問題アリ?

ある独身女性を万座温泉に誘った。腰の痛みで背伸びが出来ないとか、何となく家族の中で疎外されているようなので、気晴らしになればと思ったのだが・・・。こういう気遣いに対して、どうも家族は要らぬ心配をするようだ。

互いに結婚など意識してないし、こちらが大丈夫でも・・・、もうお互いに繁殖能力は失せていると思うのに。

万座温泉

万座温泉、泉質は「酸性硫黄泉」、硫黄成分の含有量は日本で最も多く、湧出量も1日に540万リットル、しかも標高1800mの高山に位置している。白い濁り湯でも有名で、硫黄泉だが幾つもの源泉があり、湯の違いも楽しめる。

硫化水素ガスは体内に取り込まれると、血中に溶けた有毒ガスを排出させるために毛細血管を開かせ、血流を促し、老廃物を出し、様々な顕著な効果が出る。

動脈硬化症・糖尿病・高血圧・心臓病・関節炎・腰痛・膠原病などの疼痛の他、強酸性の泉質から慢性皮膚病や切り傷・ヤケドなどにも良い。

高山で多少酸素が薄く、また新鮮な汚れの無い、高原の空気を吸いながら散策することは転地療法として、温泉効果と共に自律神経失調症にも良い。

小野上温泉

帰りは途中にある小野上温泉に寄る。小野上温泉は美人の湯といわれてる。その割にはあまり知られていないのだが。

泉質はナトリウム-塩化物泉(アルカリ性低張性高温泉)で飲泉も出来る。湧出量は500リットル/分(動力揚湯)、46.8℃、無色透明無臭、pH8.88の弱アルカリ性。神経痛・筋肉痛・関節痛・疲労回復・冷え性・慢性消化器病・切り傷・やけど・慢性皮ふ病・痔疾・婦人病・美肌などという効能で、入浴すると肌にヌルリとまとわりつく感じがする。強酸性の万座温泉の帰りに寄り、肌を整えるのにも良い。

紅葉も始まり雪にはまだ早いこの季節は、自然を愛でながら露天風呂に長時間ゆっくりと浸かるにはもっとも良い季節だ。

朝の散歩で、一人で必死に歩いてる姿は痛ましく思える。家族に迷惑を掛けたくないとの思いからだろうが、その家族を生み育て今に至るまで守ってきたのは誰なのか。身体が痛くて、それでも寝込まないように頑張っているなら、ときには温泉くらい良いと思うが。

行くならその前に、家族と面会して付き合いの状況を聞きたいとか・・・。これが親同士の再婚で起きる財産問題というモノなのか。そんな思いまでして行きたくはない。旅は一人がもっとも良いのだから。

そういえば、この前に古い知人から「付き合ってやっても良いよ」などと言われた。傍目にはそんなにも物欲しそうと言うか、ギラギラして見えるのだろうか。全く女性には興味は無いのに。中年は除くけど・・・。

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