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ローガイの研究

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高齢者はノロマで臭くてワガママで、年金や医療費で現役世代の荷物であり、残り時間を無駄に消費してるだけの生き物だ。などと老人を嫌っていた。そろそろ後期高齢者になる歳になって、やっと… もっと読む
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2023年11月の記事一覧

足がツッて眠れない

真夜中に太股の内側が激しくツッテ、痛みで目が覚めた。 時間を掛けて伸ばして、何とか痛みが消えても、横になるとまたツリ始める。今夜は足首もツリ、足が外に折られるようで、この痛みでも眠れない。本当は眠くて仕方ないのに。 そんな事で寝たり起きたりしていたら、今度はクシャミと鼻水が止まらなくなった。これって「寒暖差アレルギー」と言うものか。冬になり、寒くなると始まる。一度症状が出ると、数時間は収まらない。うるさくて猫も逃げ出してしまう。 収めようと耳鼻科に行きたいが、健保連に保

メガネが・・・

メガネが見つからず、いつも寛ぐ所を中心に探した。 それでも見つからず、下の部屋中を探した。 それでも見つからず、居間の掃除をした。 丁寧に丁寧に、隅々まで、注意深く。 それでも見つからず、下の階の全てを掃除した。 台所、お風呂場の脱衣所、洗濯機周り、寝室、仏間・・・ それでも見つからず、顔を洗ってやり直し・・・ 洗面台の鏡の自分の顔に、バカが、と呟く・・・ 思いっきり強く顔を洗ったら・・・ イテテ、メガネの鼻パッドで・・・ 洗面台の前の鏡を見たら、メガネが・・・ 今

夜に目覚めることが多くて

70歳を超えた頃から、夜間の目覚めが多くなった。最近は2時頃に起きて、以降ほぼ1時間毎に起きてトイレに行ってる。猫達も2時に一度起きて2階と下の階段を走って運動をしてる。猫はそれ以後は熟睡してようで、起きると煩そうに目を向けてくる。 夜間頻尿というよりも、昼間に寝てしまうからだろう。寝るというほど熟睡するわけではなく、手持ちぶさたにボーッとTVを眺めながら時々意識が飛んでる。 親と同居の人が、夜中に起きて煩くて困るというが、たしかに起きてしまうので仕方ない。日中にすること

年寄りのスマホケース

買い物が済み、レジで並んでいて面白い発見をした。 若い人達は透明のスマホケースを使い、高齢者は手帳型ケースが多い。更に、高齢者の半数は現金払いで、半数はクレジットカードを使っている。クレジットカードを持ち歩くにも、手帳型はとても便利だ。 以前は同じ様な使い方をしていたが、今は紙のポイントカードや、吉野屋へ外食に行くと1割引になる「シニアパスポート」くらいにしてる。実際に使うのは「シニアパスポート」くらいだが。 スマホも使い慣れてくると、タッチ決済やQRコード決済で充分に

カラスは転けるしハエも転ける

川原のノリ面の階段を上がったら、白御影石の台が3本立ってる。特に上に貼られた白御影石の表面はツルツルに磨かれている。石段を登って休むのにちょうど良い。 この辺りはいつも綺麗で、石の上には鳥の糞もない。フッと思いついたのが、これは鳥避けになってるのではないかと思った。 川原の石の上にカラスが降りてきた。カラスは川に近付かないと思っていたのに、喉でも渇いたのかな、などと眺めていた。フラリと降りた瞬間に、足が滑って転んでしまった。石の表面が平らで、爪を拡げても掴みきれなかったの

高齢者と車の生活

老害としてもっとも大きく取り上げられるのが、自動車事故についての事だろう。アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故、高速道路での逆走、建造物への激突、人身事故、など。 連日、高齢者の運転する(第1当事者)事故報道が絶えることがない。本来は年齢による経験から、慎重なはずである高齢者が、逆に今まで何も無かったという安心感から、うっかりミスを起こしてしまうのかもしれない。それに加えて、若い時とは違い反応も遅くなってる。 70歳を超えて免許の書き換えがあり「高齢者講習」を受けた経

爺さん達の病気自慢

我らが大君、徳川家康公が天下統一をされたお陰で、長きにわたり「浮世床」「浮世風呂」なる、大変にありがたい伝統を生むことと相成りました。この「浮世風呂」こそ、日々に身に振り来たる世のチリを洗い流し、日本人独特の優しさと諧謔(かいぎゃく)とを育んでこられたのでしょう。 我が県は温泉大国であると、声を大にして言える。県の西部は少ないが、概ね何処を掘っても源泉が湧き、各地に日帰り温泉施設が出来ている。 むかし地方創生事業とかで税金がばらまかれ、使い道も解らず、手っ取り早いところ温