じぇんぬ

ホラー、グロ、オカルトを好んで食べている映画好きです。 普段はWeb系の設計デザインを…

じぇんぬ

ホラー、グロ、オカルトを好んで食べている映画好きです。 普段はWeb系の設計デザインを生業にしながら、非日常を味わうために1日1本欠かさず映画鑑賞三昧。 映画は量より質、でも質を求めようとすると必然的に量が増え死ぬまでに見切れるか分からなくなってきました。

最近の記事

5時限目、私はミサイルを発射できない。

別に政治問題を語りたいわけではない。むしろその話題を広げないでほしい。 これは私が生意気な高校生のときのお話。 3年間メンバーが変わらない唯一のクラスで学生生活を過ごした時代の出来事だ。 あの日は確か木曜日の5、6時限目、若干日が落ちくぼんできた夕方ごろの英語教室(以下別名:ABCルーム)での話。 ABCルームでの授業は基本的に隣の人や四方のクラスメートとディスカッションやワークショップを通して学ぶ形態だった。 通常の教室ではクラス替えで定期的に隣人が変わっていくが、

    • 一人っ子だと思っていたら、兄妹がいた話

      とある夏休み、クソ暑い畳の部屋でおばあちゃんが買ってきたひとパックのイチゴをつまみながら、小学生の私は漢字ドリルと読んだこともない本の読書感想文を書いていました。 そんな矢先、私は突如ひいばあちゃんの住む愛媛に行くことになりました。 たぶん突然なんかじゃなく、事前に親から旅行に行くとは聞かされていたはずなのに、自分の都合のいいことにしか耳を傾けない私は雑に荷物を詰め込み準備を始めました。 すると母親が出発する前に「絵を描いて」と、珍しく私に作画を依頼してきました。 絵

      • 3度目のカマキリ。、

        私が中学生の時の話です。 夏の暑い朝7時半頃、いつも通り学校に向かうための通学路を歩いていました。 学校に近づくにつれ、どんどん自分と同じ制服の学生が増えていく道に入った時、”とある箇所”を避けて生徒たちが歩く様子が見えました。 その道はよく散歩コースにもなるので、犬のうんこか何かが落ちていてそれを生徒たちが避けながら歩いてるんだろうと私は思ったんです。 そして私がその”とある箇所”まで着いた時、ヤツと目が合いました。 カマキリでした。 それも臨戦態勢でカマを振り上

        • 【シェアハウスに住むということ。】〜交流や出会いを求めているあなたへ〜

          「私はシェアハウスに住んでいます。」 自己紹介で何千回と使ったフレーズです。 「私は一人暮らししています。」ないし「私は実家暮らししています。」なんてことを、自己紹介でおおっぴろげにする人はいないというのに・・・ この様な人は住人との”交流”を通して「シェアハウス」というを居住形態を一つのアイデンティティとして扱っており、存在証明として「シェアハウスに住んでいる」と誇示していると考えます。 私はその”交流”を目的としてシェアハウスに住んでいるのですが・・・(笑) 今

        5時限目、私はミサイルを発射できない。

          「好みの映画」を探す方法~初心者編~

          映画を暇つぶしに見ようとして良さそうな作品が見つからず、30分以上経っていたなんて経験はありませんか? 時には映画を探すのに疲れて断念したり、スマホを触り始めたりと・・・折角の空き時間を映画に費やそうと決心をしたのに、作品を探すことが億劫になってしまうあなたに見ていただきたい内容です。 今回は「初心者編」と題し、映画にそれほど固執はしていないが、隙間時間でサクッと面白い映画を探したい方向けに紹介していきたいと思います。 条件を挙げるならば 映画館ではなくサブスクで作品

          「好みの映画」を探す方法~初心者編~

          母も誰かの”娘”であることを忘れてはいけない。#映画レビュー『母性』

          はじめに私は本という媒体が苦手です。 並行して活字を読むという行為もあまり気が進みません。 にもかかわらず中高一貫して”朝読書”という名の拷問が否応なく存在し、 それに絶えしのぐため購入した本の中に、湊かなえさんの『母性』という作品がありました。 はじめてブックカバーを購入してコソコソと休み時間にも読んでいた覚えがあり、”この本の存在を人に知られたくない”という独占欲というか羞恥心にも似た感情が心のどこかで私を見下ろしていました。 知られたくはない、ではなく”知られて

          母も誰かの”娘”であることを忘れてはいけない。#映画レビュー『母性』

          はじめまして、ホラー映画好きです。

          はじめに 人は人生のうちにいったい何本の映画を観るのでしょうか? 日本人が映画館で鑑賞する回数は、年間平均で1,2回程度と言われています。 1度も映画館に行かない人は、年間で約8000万人程らしいです。 もちろん人間の趣味は映画鑑賞だけではないので、スポーツや読書、カフェ巡りや釣りなど多岐に渡りますよね。 ではそんな中なぜ自分は映画、特に”ホラー映画”に魅了され、必死になって毎日2,3時間も画面に張り付いているのでしょう。 刺激が欲しくて拗らせていた人生自己紹介を兼ね

          はじめまして、ホラー映画好きです。