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堀内さん&鉄強メンバーとバトりました。→雀荘紀行録VOL3,麻雀打ASH


ザンリーグオフ会から翌日…
”今日は何もないからゆっくりしよう…”
とごろごろしながらXのTLを眺めていたら次のような
tweetが流れてきた。


やるっきゃねぇ!!

なんなら俺はザンリーグオフ会で4位入賞したプレイヤー

ザンリーガーにも実力が通じることが分かったんだ!

今の俺ならイケるはず!!

筆者の脳内メーカー


しかし…対決の時が近づいてきて緊張が高まる。

今回はガチの鉄強。

侍リーグやDASH関連の動画はすべてみたが

”仕掛けのスピード” ”牌理” ”押し引き”

全てにおいて高レベルの水準を保ち

ミスを滅多にしないこの2人にどう立ち向かうのか?

答えが出ぬままとりあえずネットで打ち続けようと

週末に20時間の雀魂王座の間で鬼打ちをしたが答えは出なかった…

※段位戦で聖3、5500/9000pt→豪3、900/3600まで落ちました。
完全に自分を見失ってます。


週末を超え対決の日が近づいていくうちに不安が募っていく…

その気持ちはtweetにも表れてくる

しかし不安でいたとしても

時間は残酷に過ぎていき当日の朝を迎えるのであった。


記念すべき歌舞伎町デビュー日


8月22日お昼過ぎ

午後に起床して素早く身支度。

慣れない新宿駅構内を彷徨い、東口より歌舞伎町に足を運ぶ。

考えてみれば

麻雀を打ちに歌舞伎町まで足を運ぶという事自体、初めての経験…


横断歩道で待っている少しの時間もとても長く感じる…


少し歩いたら…


ドンキの通りを歩いて1、2分程

到着しました。

対局開始の時間が14:00…
現在12:00…

予定の時間まで約2時間近くあるので、どこかで時間をつぶそうかと思ったのですが、そんな時DASHさんからのDMのメッセージを思い出す。

当日は見ていただくこともできますのでよろしければ早めに来ていただいてみていただくことも、終わったあとご観覧いただくこともできます。
また、当店のルールで行いますので、
可能であれば事前に当店に少し遊びに来ていただくのもいいかと思います。丁寧に説明いたします。
それでは当日よろしくお願いいたします。

麻雀DASH様のDMを引用

”王牌無しの1m9mを抜く特殊な三麻”

これがどのような役割を果たすのか皆目見当がつかないのでとりあえず

フリーで少し打って肌感覚で知ろうと思いました。


いざ入店


エレベーター開くとすぐ店内で手前の卓で
堀内さんとDASHのメンバーさんのミムさん、
今日のイベントの参加者の方の3人で打っている。

3戦勝負の1戦目がまさに行われており、
後ろ見をすることもできるとのこと。

どんなうち筋なのかを見ることもできるが

”果たしてそれはフェアと言えるのだろうか?”

いやない。それはない。

真剣勝負をすると決めてる以上、全員が同じ条件で打ってこそ意味があると

いうもの。

お気持ちが減るリスクと、お気持ちを減らさず高みの見物をするのだったら

お気持ちを減らしてでも身を持って体験する方を私は選ぶ。


イングランドの政治家、ウィリアムペンの言葉。
この思想に近い

そういった気持ちで待ち席に座り、ルー説を受けた後、
フリーに案内されるのであった・


フリー実戦

メンバーさん一人と恐らく常連さん一人というから辛めの卓。

まず感じたのは…

テンパイが速い!!

ただでさえテンパイが速い三麻なのに、本来なら不要牌になりやすい

19m8枚と華牌4枚の12枚も抜けると一気に別ゲーと化す。

5巡目以内にイーシャンテンprテンパイという事もざらにあり

仕掛けもあるともっと早い。

スピード負けする場面も多いので後手の対応力が重要になってくる。

と感じ、実力差が出やすいシンプルなルールになってると感じました。

この19mの扱いがすごく面白くて

例えばこういう南家の配牌で

1mを抜いて
ペン7Pのダブリーチャンス

通常の麻雀ならこのままダブリーするか、ペンチャン外して好形を探す場面ですが、

この1m9mは抜いても鳴きとみなされず、一発などは消えないので

この手は9mを抜いて地和を狙いに行くか、好形を作りに行くのがセオリー

だと感じました。(結果は親に押し返しされ24000放銃(´;ω;`))

このことをメンバーさんに聞いてみたら

メ「1m9mは基本抜くが正解で、ツモによって好形や打点アップにつながる

のでその恩恵がでかい」

とのことでした。

基本脳死で抜くのがセオリーの19mですが

立直を受けて現物が一枚もない”などピンチの時は河に捨てるという場面も

あったので一概にすべての場面で抜くという事で無さそうです(+o+)

(この辺が難しかった…)

麻雀の方は流石は歌舞伎町フリーといった感じで辛い展開が多く

1-4-3?

でチップの比重が高くチップで結構持ってかれました((+_+))

途中、


来た…!この手をあがり切れば…!

起死回生の手をテンパイ、

私『立直!!』

メ「ポン」

私、ツモ切り

客「ロン、平和ドラ1、2000点」

私『(*´Д`)』

(ええんや、ええんや、本番で決められれば…)

ただこのフリーのおかげで1m9mの扱いがイメージ出来たので

いい練習になりました。

オーナー様より差し入れのアイスを頂き、英気を養い気合十分で本番に臨むのでした

いざ本番


本番はじまりの14:00を迎え、堀内さん、ミムさんとのオープニングを撮る。

堀内さんとミムさんのサイドテーブルにはカメラが備え付けられており

どうやら撮影は打ASHさんも行うようだ。

オープニングが撮り終わったところで2人に記念撮影をお願いする。

堀『一緒に撮りますか?』

私『いや、2人に挑むので2人の写真を撮らせてください』

堀&ミ『????』

ゲストと打つのにゲストと一緒の写真を拒否してゲストオンリーの撮影依頼

あまり聞かない注文だったので2人に戸惑いもあったがすぐに


ノリがいい鉄強達

とこんな感じで挑戦が始まりました。

勝負は14:00~16:00までの時間勝負で

通常の点数勝負で着順によって順位馬が発生し、

チップの獲得枚数も成績に反映されるため

あがり時にどれだけ獲得できるか?

というのも重要なポイントだ。

一回戦目は何もできず防戦一方で3着。

勝負の場面となったのは2回戦目オーラス。

自分がオーラスの親で3着目、トップまでは親満でまくりという僅差の状態

5~6巡目の自分の手牌がこの形。

条件が足りてるのでダマで構えていると2着目のミムさんが小考した後

ミ『立直』打4P

私のツモ番。ツモ9s

どーせオリない親番の最終形。ミムさんの捨て牌には369Pは切られておらず

現物でもない。このままダマであがってもいいが一回戦目のマイナス分を取

り返すチャンスでもある。

ここは…

私『立直!!』打9s

トップ目の堀内さんツモって少し考えたのち…

堀、9mツモ切り

ミムさんが山に手を伸ばす。

ミ『ツモ』

ミムさん捲りトップで終了

ちなみに自分の次のツモを見ると…


(…6P…)


思わず声が出ました。


一牌の後先・・・・

もっというと

堀内さんが9mを抜けば、ミムさん放銃で私捲りトップ
堀内さんが9mを捨てたので、ミムさんツモあがりで私ラス
(麻雀打ASHさんは嶺上牌はなく全て山からツモリ切る形式の為、
本当に一牌の後先で決着がついた)

というとんでもないドラマが待ち受けてました。

(3人でめっちゃ盛り上がったのを憶えています)

堀内さん曰く

『能勢さんが立直をしたので安牌が無く9mを河に捨てた。立直が無ければミムさんに捲られる可能性があるため、9mを抜いてテンパイを目指した』

とのことでした。

麻雀打ASHさんの特徴でもある19mの牌が勝敗を決した出来事であり

次の3回戦もラスになり、3タコで終わったのでした(´;ω;`)

終わりに


麻雀打ASHさん、めちゃくちゃ面白いです。

実力差が明確に出やすい玄人向けのシンプルなルールでありやっていて

納得感があります。

この日は平日にもかかわらず一見のフリーのお客さんも多くちょっとレベル

は高いものの歌舞伎町でも打ちやすい方の三麻店だと思いました。

ミムさんだけでなくこの日、自分が打ったメンバーさんも鬼強かったけど

人当たりが良くて負けても楽しいと思えるお店でした。

ゲストやイベントも多々あるので歌舞伎町に来て、

三麻に自信がある方は是非是非!

※最後にその時の堀内さんの動画がありますので記載いたします。


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