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「酒がないともうダメ」 2022年3月27日の日記

ひどい焦燥感である。
またいつもの発作に近いものをこうして発症し、自分に嫌気がさすと共に厭離になっている。

さて、もう5ヶ月もNoteを更新していなかったのかと思うと自分の目標達成率の低さを嫌悪し、鬱々しくなるので一旦見なかったことにしようと思う。許してくれるか。
ここ数ヶ月、写真集を作ったり、スタジオの内装デザインと工事をおこなっていたりしたため非常に忙しくしていたことを言い訳にしようと思う。逃げ道がないと人間は自己嫌悪で死ぬのである。
そのため、文章を書く暇もなかったと言っておこう。(実際は、本業の原稿を書いたり、小説を書いたりしていました)
あとは、ふと「こんな掃き溜めを見てくれている人がいるのかな」と思って生産性がないのではと勘繰った結果、書く気が起きなかったのである。

まあ、もう随分酒が入っているわけでありまして。
あまりまとまった文章でない自覚はある。ひどい雑文だとも思う。そんなのを許してくれるか。

最近また飲酒量が増えた。1缶で満足していたのに2缶、3缶と手が伸びてしまう。これを病と言わず何と言おう。そろそろ自制をしたいのだが、なかなか上手くはいかない。酒を飲まねば夜など越せぬ。元から、陽気な気質ではないのだ。
夜、暗い部屋の中で言葉にできない孤独と不安と戦うには酒の力が必要なのである。
僕は、医者に行くのを嫌ってもう薬に頼れなくなったので残す道は酒しかないのである。
ありがたいことに二日酔いになることはほとんどなく、気持ちいい気分のまま眠りにつくことができる。このまま目が覚めなければいいのにとも思う。

酒の力を借りてどうにか精神を保っているわけなのだが。皆は酒がなくても生きていけるらしいということを知って寂しくなる。そうか、僕が異端なのか。
同族を見つけたいのか?わからない。ただ仲間がいるのは落ち着くとは思う。でも他人の人生を勝手に僕の人生のに巻き込むのはどうかとも思う。難しい。

ほとんど湧かないのだが、最近やっと寂しいという感情が理解できるようになった。誰かに会いたくなることを寂しいというらしい、なるほど。
欠落した人間なので、口先で出任せは言っていたが実感することはほとんどなかった。しかし最近になってそれがなんとなくわかるようになった。
人間として一歩成長した証である。

次に出したい写真集の構想を練っている。なかなか楽しいものになりそうなので楽しみである。早く速報を出せるように頑張りたい。

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鬼堂廻
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