見出し画像

パネルでポンから学ぶ多様性

最近スーパーファミコンミニをメルカリで購入した。
SFCをやり込んだころからかれこれ20年以上経つ。
最後にやったゲームは10年前くらいのドラクエ8だから本当に久々だ。

スーパーファミコンミニには、F-ZERO、ゼルダの伝説など当時やり込んだゲームがあるのだが、その中で当時、やったことも知ってもいなかったゲームがある。「パネルでポン」だ。購入してから3日、まさかパートナーと毎日1時間、みっちり対戦が続くとは思ってもいなかった。

パネルでポンは、おなじみの「ぷよぷよ」のようなゲームで、ぷよぷよが縦横方向への入れ替えが可能であるのに対して、水平方向にしか入れ替えられない。ただし、すでに積み上がっているエレメント(ぷよぷよが色分けなように、1つ1つに色がついていて、形も違う)を動かすことができる。

そして、ぷよぷよが4つまとめると消えるのに対して、パネポン(この略し方でいいのだろうか)は、3つで消える。この分、楽そうに見えるけど、上記の通り、縦方向の入れ替えができないので、なかなか慣れるまで、難しい。

ここでふとやりながら思ったのだが、パネポンは配置転換が可能である。
また、3つ以上というチームを組まないと、パネルが消えない、つまり結果につながらない。

無理やりのこじつけだけど、「なんか、チーム再編みたいじゃん」と思ってしまった。パネポンは3つの同じような個性を結びつけることにより、一つのシンプルな結果がでる

バラバラな個性でスタンドアローンに結果を出すのも手なんだけど、それだとアウトプットがわかりにくいし、基準も見えにくい。個性を持っている人が集まっていても、却って結果は出ないし、ひとりぼっちになってしまう。

また、プレイ中に「あのエレメントが一人ぼっちだから他のチームとまとめておかなくちゃ」と配置転換を行い、時には左端から右端まで動かすこともある。さながら、チームをまとめ、大規模人事再編を行うマネジャー・リーダーの気分だ。

最近は多様性が大事にされており、女性管理職や役員が多い企業ほどパフォーマンスが高いと言った調査もあって、チーム内の多様性を高めるよう、採用も多様化している。それはいい(シャアの演説風)。

とはいえ、全員が同じような考え方や価値観を全く共有しないと、それはそれで、要素が積み上がるだけで混乱して、最後は画面いっぱいとなり、ゲームオーバーになってしまう。君は僕に似ている といった要素がないと結びつきがゼロで結果をだせないのでは、とやりながら思っていた。

多様性もある程度のまとまりがあってこそ、という話でした。
そして、考えていたら、ゲームオーバーになった。。。爆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?