わたしはν(ニュー)ガンダムにもなりたい。

俺たちが、ガンダムだ」という話ではありません。
人が宇宙に出たら、地球外生命体との相互理解は大事とはいえ。
今回は互換性の話であり、補給や管理の話です。

現在、ウクライナ・ロシア間で戦争状態が続いており、早く停戦してほしいと願いつつ、宇宙世紀を一通り学んだ世代としては、オデッサと言われるとマチルダさん を思い出してしまいます。
戸田恵子さんはアンパンマンだけじゃない!

で、話を戻しますと、戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ と大佐が仰るとおり(話が戻っているのか)、非情かつ過酷な戦いでは、前線で傷ついた哀・戦士たちが再び前線に戻るために、補給を受ける場面が必ずあります。

その補給を受ける時に、自分が装備しているパーツが、特注品で、数量もほとんど限られ、オークションで販売したら高値確実!のものだったらどうでしょう。代替品が見つからず、その装備は補充できずに、もう一度、前線に戻ることになります。

もっと現実的な話をすると、あなたが地震などの災害に罹災して、携帯一つで避難して、避難所で充電しようと思ったら、充電の端子がUSB-Cしかなかったらどうでしょう。
Lightning なんだぜ、わたし、なんて言ってられません。FOMA時代の表裏がある端子でも同じことが言えますので、笑ってはいけません。3Gは2021年3月末、auでサービス終了ですから。

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時代を宇宙世紀に戻しましょう(もうどこの時代かわからん)。
わたしが冒頭で憧れを述べたνガンダムですが、はっきり言って宇宙世紀最強。というより、タフ、です。

これはスラスターの出力の話でもなく、武器の種類や思い出補正の話でもなく。代替性・補給性の面で、Endurable、と表現できるかと思います。

というのも、エース機でありながら、ジェガンといったサブ機のパーツをそのまま使えてしまうので、基礎的な駆動の部分で「あ、ガンダムのパーツがない」なんてことはほぼありません。
パイロットが体力的・精神的に回復できれば、また戦地に戻ることができます(パイロットのケアも必要ですよ、お前ならシャアを超えられる って言ってあげないと)。

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要は、常に代替可能である可能性や部分を自身に備えておかないと、使いづらい存在になってしまうことが言えると思います。
自動車で共用部品があるように、ISOで標準化するように。

成果=νガンダムの戦場での八面六臂の活躍は、基礎の組み合わせです。
共用部品で固めるのが先であり、大事な部分をサイコフレームでがっちり固めて反応性を高め、ファンネルでバチバチやるのはその後の話なんです。

その意味で、既存のシステムや環境に順応し、ありもので戦える、というνガンダムの隠れた特徴を見習いたい、という意味で「νガンダムになりたい」という発言に至ったのです(もちろん「ダテじゃない!」とも言いたい)。

たかが部品一つ、νガンダムに換装してやる!を軽んじると、
されど部品一つ、戦力の決定的差になるかもしれませんよ、大佐。



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