プリンセス、ナデシコ
ある日、天皇家の直系には、撫子という内親王が産まれた。
撫子の祖父母の代は、男子は一名しか生まれなかった。また、その男子からは内親王しか生まれなかった。
そのため、撫子は初の女性宮家による天皇となった。
撫子が生まれた時から、撫子が天皇になるのは薄々勘づいていた。そのため、撫子は、様々な教育を植え付けられた。
特に帝王学は大切だった。
しかし、女子だと不利なことが多かった。
待望の第一子であるが、女子であるため、彼女はのろわれた存在だというものもいた。
とうとう撫子は、16才となった。
なんと、ある日、父親である天皇が病気となった。不治の病で、なんと、生きても、あと、三年というスパンだった。
撫子がとうとう天皇になる話になった。
しかし、まだ撫子は結婚すらしていない。
16才でとうとう婿になる存在を探すことになった。
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独特な世界観の小説です。
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