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象牙と日本

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ワシントン条約での決議を受けて、象牙は国際取引だけでなく、多くの国が国内での取引も禁止したり、規制を強化したりしています。しかし日本は象牙の取引に肯定的です。象牙と消費国・日本に… もっと読む
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【第1回JWCSラジオ リンク記事】 日本の動物園にいるゾウと、象牙取引について

【第1回JWCSラジオ リンク記事】 日本の動物園にいるゾウと、象牙取引について

インターネットラジオであるPodcastにて、8月27日に配信されたJWCSラジオ《生きもの地球ツアー》の第一回放送、
『動物園にいるゾウはなにゾウ?』

聞いていただけましたでしょうか。

本記事は、第一回放送とのリンク記事です。まだお聞きになられていない方は、ぜひお聞きください。

 第一回放送のナビゲーターはJWCS事務局長の鈴木希理恵、ガイドはJWCS理事・帝京科学大学教授の並木美砂子さん

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なぜ日本の象牙市場閉鎖が求められているのでしょうか

象牙の売買を禁止する国が増えています。それは2016年に開催されたワシントン条約第17回締約国会議で、象牙の国際取引から踏み込んだ、国内市場の閉鎖が決議されたからです。
 それから3年、第18回締約国会議が2019年8月にスイスのジュネーブで開催されました。日本は、日本の国内象牙市場はアフリカのゾウの密猟とは無関係と主張し、2019年12月現在、国内での象牙製品の売買は違法ではありません。
 しか
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