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また来月!が、またいつか!になって


何かを成し遂げた瞬間、それは過去になる。


このnoteを執筆するにあたって、WACODESの4年間で何を成し遂げたか思い返してみようと思ったが、無意味だと思った。

良かったことを踏襲するとか、振り返って反省することは勿論大切だ。けれど、過去の話を羅列したところでそんなものは全部、虚栄心か自意識みたいなものだと思う。理想論だが私は常に未来だけ見ていたいし、過去の自分に驕らないでいたい。


後輩から頂いた愛たっぷりのメッセージを読みながら、人に良い影響を与えたり愛される存在になれたことが嬉しいと思った。
ただ、それをこれからの人生でどう続けていくか、新しく出会う人とどうやって関係を築いていくか思案することの方が重要であると自分に喝を入れた。


少しだけ振り返るとする。
ここでの時間は、楽しいことより辛いこと、苦しいことの方が多かった。元来、自分は生きているだけで迷惑だと思っていたし、関心を持たれることもないと思っていた。

でも実際には出会えて良かったと言ってくれる人はいて、その言葉はその人の優しさなのかもしれないけれど、私は周りから見てそこまで酷い人間ではないようだった。
なぜ周りから大切にしてもらえているのか考えると、私が周りを大切にしている気持ちが伝わっていてそれが返ってきた結果なのではないか。

実績として団体に何かしてあげられたことは少ないが、各々のメンバーが自分の存在意義を感じられるよう個別でコンタクトをとることを意識していた。私は気持ちの伝え方がかなりストレートなので、良くも悪くも分かりやすい存在だったのではないか。

それをどう続けるか。
まっすぐさが自分の好きなところだから、程度はわきまえつつ継続していけば、私自身が誰かにとって少しでも存在意義のある人生になると思う。


また来月!が、またいつか!になった。


風が少しずつ軽くなってきて、冬に置いてきたものがたくさんある。Instagramのプロフィールから団体名を消した。
大学1年の時からここを卒業するときの自分が泣いている様を想像していたけれど、スタジオにも後ろ髪を引かれなくて、さっぱりしすぎている自分に驚いた。
ここで学生の自分、WACODESの自分を切り離すことになる。新しく始まる日々にその価値があるのだろうか。未来は勝手にやってくるものじゃなくて自分で作るものだから、その価値を見出すのも自分だ。


私は、思い返して自己陶酔したくなるような過去を生み続けるのではなく、やりたいことに向かって走り続けられる人生を創りたい!

4年間ありがとうございました☺︎



<ここで一曲>
結局、自分は何がしたくてWACODESにいたのか最後まで分からなかった。
ただみんなの幸せな顔が見たかっただけかも


書いた人:てぃん(7期)
ひとこと:またいつか!

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