xx界隈の解説

こんにちは、・ーーーPROJECTのヂヲと申します。

初投稿ということで、今回は既に他のサイトでも紹介されていますが、xx界隈の解説をします。

現在の解説やサイトを見ていると、どうしても不明瞭な部分や間違った解釈がなされている部分が浮き彫りになっているように感じたので、できるだけ埋められるようにしようと思います。

・成り立ち

まずここが形成されるまでの歴史ですが、ここを知っている人であれば、「クロマグロがとんでくる」、「イワシがつちからはえてくるんだ」、「ヤツメ穴」、「.(21783669) 通称クラゲ」、少なくともこの4曲のうちの1つはご存知だと思います。(2012年8月〜2013年9月)

この4曲を作曲したのが、「ころんば」というアーティストです。また、この4曲は全て海産物関係であることから、「海鮮市場シリーズ」と言われています。

氏はこれらの曲を投稿後、しばらくして2014年8月末にYouTubeから動画を削除し失踪しました。(注:動画は残ったものもありましたが、ここでは省略)
しかし、2016年3月に、@abnorokの名義でTwitterにて一時的に復活後、4曲についての言及も交え、現在の状況について不満を漏らしました。
最後には、「自殺の予行演習をするほどにやつれた」と発言し、引退をしました。

ここまでが現在の界隈が形成される前までの出来事です。

・風潮と倫理

氏は引退する直前、曲の関連データ配布の際に、「作者の名前は絶対に表記しないでください」という注意書きをしたため、氏の名称を呼ぶ際には、「xxxx」や「krnb」という代替名で呼ぶことが風潮とされています。

また、界隈内では、氏が引退した理由を説明する際に「有名になりたくなかったから」や「ちやほやされるのが嫌だったから」という説明をされることが多いです。

しかし、私はこの風潮や説明は、乏しい理解力と倫理観によって完成したものだと考えています。

そもそも、これらの風潮、ルールができた理由の根本には、「氏の要望を尊重するため」という目的が存在しています。
しかしながら、氏の代替名自体固有名詞と化しているために、ほとんど意味のない風潮となっているわけです。

この風潮を守るための正解は、「曲のみを聴き、それ以上は見ないこと」だと思います。
もちろん、初見殺しとなっていることは承知です。しかし、真にルールを守りたいのならば、これをクリアしなければなりません。

ほぼ全ての人はここでルールを破っていることになりますが、だからこそ、私は皆さんに守っていただきたいことがあります。
それは、"誰かが氏の名前を発言していても、指摘しない"ということです。
ここに入り、ルールを破っている以上、誰かに指摘できるほどの力はありません。
やめましょう。

また、氏が主に使用していた「ころんば4号」というUTAU音源がありますが、氏とは全くの別物です。
この音源に対しての注意は非常に失礼なので、こちらもやめましょう。

次に引退理由の説明についてですが、私は前述の説明は間違っていると考えています。

あくまで個人の解釈ですが、氏は「ネットストーカー被害や過去のコンテンツの掘り返し、などが原因による精神的疲弊」を理由に引退したのではないかと私は考えています。

事実、Twitterでの発言で、
「何年前に公開したゲームのリンク貼った人も同罪ですよ
いい加減掘り起こすのはやめろと言ってるんだストーカー気持ち悪い」
という文を残しています。
確かに、「ちやほやされるの大嫌いなんです。」という発言もしていますが、元々そうであったわけではなく、当時の精神的苦痛が故にそうなった可能性の方が大きいでしょう。

(※個人によって意見は異なります。自分の考えを人に押し付ける行為は避けましょう。)

界隈の発展・派生

元より氏の作った音源である「ころんば4号」を使用した二次創作や曲がたくさん作られていましたが、引退してからは、様々なリスペクト作品が生み出されました。

2018年には「全てあなたの所為です。」というアカウントの登場により、リスペクト・模倣作品が急増、sban(=すべあな)界隈がxx界隈の派生型として誕生し、現在も模倣者が活動しています。

また、リスペクト作品の中で特に代表的なのが、「ウミガメのなみだはしおらしい」、「あさやけもゆうやけもないんだ」などでしょう。

リスペクト作品としてのクオリティが非常に高く、氏の作品と同等に値するレベルです。

これらが発端となり、2017年までは注目されることがあまりありませんでしたが、2018年からは急速に広まりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

理解の難しい箇所や説明不足の部分があるかもしれませんが、私なりにxx界隈について解説してみました。

もし不備や意見、質問等あれば、ぜひお願いします。

また次回会いましょう。

出典


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