#30 アモスの紹介

動画はこちら。
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アモス

家畜の世話をする者。エジプトいちじくの世話をする者。エルサレムの郊外のテコア出身で、北王国で預言した。ヤラベアム2世の時代の20年。ヨナ、ヨエル、ホセアが同時代。

内容

1章:周辺諸国に対する裁き。
2章:北王国、ユダ、モアブに対する宣告。
3~6章:北王国に対する裁き。偽りの崇拝をして、矯正をかたくなに拒んだ。貪欲で、物質主義的で、貧しい人たちから収奪。
7、8章:幻。イナゴの大群、破壊的な火。下げ振り(振り子)はエホバの教えから外れてしまったことを示す。夏の果実を入れたカゴはイスラエルの終わりが近いことを示す。

※2:04で「統治体」というワードが初めて出て来る。

※1世紀の統治体で、イエスの異父兄弟ヤコブは、アモス書から引用して、エホバが王国の相続人をイスラエルからも異邦人からも集めると述べた。

9章:ダビデの家系から、メシヤの王統を起こすことを示す。

以上。

感想

このシリーズで初めて「統治体」というワードが2:04で出て来ることに気付きました。「1世紀の統治体で、イエスの異父兄弟ヤコブがアモス書を引用して云々かんぬん」という話。ここでは、統治体っていうのは、使徒たちのことを指してそうです。

つまり、統治体というのは、使徒たちを継承するものって位置付けなんだろうな、と。カトリックだと、それに類するものって枢機卿とかかな。。でも、エホバの証人の場合、共産主義政府のTOPみたいな、直接選んではないけど、自然と合意があるみたいな、なんか、そういう雰囲気感じます。

枢機卿の場合だと、上の方の人たちで選んで当たり前、下の人たちは関係ない、みたいな、そういう雰囲気。。どっちにしろ、下の人たちは関係無さそうなんだけど、エホバの証人のほうが、不思議な予定調和を想定してる、みたいな、そんな感触が、勝手にしちゃってます。当たってるかな。。

この感覚は、プロテスタントで牧師が選ばれる場合と、似た感じがします。牧師の場合は、実際、ボトムアップで決まることもあるし、ボトムアップな信認を前提とした長老がトップダウンで決めるケースもある模様。ラッセルさんは、元長老派教会だし、それで似てるかもしれないです。

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