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カルト2世の生き方

エホバの証人を親に持つ、カルト2世として産まれた私の幼少期はお世辞にも良いものとは言えなかった。体罰や、大人にしか分からないような教義を教える集会、布教への強制参加、多数の禁止事項など数え上げればキリがない。世間の子供たちからは奇異の目で見られ、私が幼少期に同じように集会に出ていた私と近い歳の子供たちも、一人欠け二人欠けしていき、最後には私しかいなかった。家族に誕生日を祝われたこともない。

そういう意味では私の人生の8割は、家族にも友達にも恵まれなかった人生だったのかもしれない。
それを発散させるように今やプライベートではクソリプを吐き出し、YouTubeではカルトを糾弾し、興味を引くために道化を演じて見せる。そんな人生の後半戦を歩んでいる。
しかし私は、今は友に恵まれている。元JWの中にも私に優しい言葉をかけてくれる人はたくさんいるし、全くエホバの証人の被害に遭ってない人でも私の精神的な支えとなってくれる人がいる。
家族だっていないわけじゃない。
JWを不活発になりはじめた時期はこの子がいつも私の横にいた

片目が見えないためペットショップで980円で売られていたツナマヨちゃん

この子はやがて歳を重ね死んでしまったが、その頃、近所のモルモットを飼っていた婆さんが入院し、そこのモルモットが私に譲渡された。

私のところに来た時に3歳だったぽぽちゃん。現在は6歳

存外、私は孤独ではないのかもしれない。きっと明日も明後日も私はクソリプを話し、またYouTubeを撮るのだろうけど、その画面の向こうにはきっと返事を返してくれる人がいる。だから私はまだ生きれる。体力は減ってるけど、死ぬ気がしない。死なずに粘ればいつかは私の姓を継いでくれる人くらいは現れるかもしれない。私が47代目の本家だから、次は48代目になるのかな。JWに落ちた家族がなんと言おうとあいつらに継ぐ資格はないからね。そもそも家の何代目って制度自体を受け入れないだろうし。
とにかく死なずに粘り、YouTubeも継続する。それが当面の目標となり、生きがいとなろう。
今少し、みなさんには私のわがままにお付き合いいただきたいと思います。しばらくはよろしくね

以上




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