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「旅×NGO×パレスチナ」

【パレスチナ事業30周年 イベント紹介記事】

こんにちは。上野・御徒町にあるJVC東京事務所周辺も急に冷え込みが厳しくなり始め、職員の装いもすっかり冬の趣のこの頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

パレスチナといえば、「占領」「封鎖」「難民」といった言葉を思い浮かべる方も多いと思います。それゆえにパレスチナとイスラエルの間にあるさまざまな問題の背景を理解することも大事ですが、一方で豊かな歴史・文化を有しているパレスチナの魅力を、少しでも多くの人に知ってもらいたい/体験してほしい!とも思っています。

そこで、JVCでは「パレスチナの魅力」を多面的に紹介する、一般の方向けの対面イベントも事業発足当初より、職員だけでなくインターンやボランティアの方々の手により数多く企画・実施されてきました。

今回のnote記事でご紹介するのは、2019年1月に新宿で開催された『旅×NGO×パレスチナ・イスラエル』のイベントT&E記事です。

イベントでは冒頭でイスラエル/パレスチナ問題の解説も行ったあと、報道や大学の講義などではクローズアップがされにくいパレスチナの「ポップな」側面がたっぷり紹介されたようです!

エルサレムの市場に並ぶ「ポップな」外見のお菓子たち

一堂に会して並ぶととっても「ポップ?」な香辛料の市場

未だに日本からの渡航に際しては外務省からコロナウィルス治療のための保険加入が求められ(2022年11月7日現在)、渡航費や現地での支出にかなり響いてしまう「超・円安」の状況では日本からの渡航はまだハードルが高いかもしれませんが、エルサレムにはヨーロッパを始め世界各国からの観光客が既に訪問再開しているようです。

世界遺産エルサレムの旧市街とその城壁の代表的な建築「ダマスカス門」

 年末や年始にかけて久しぶりの海外渡航先に、エルサレム旧市街やベツレヘムの降誕教会などの世界遺産、美味しい中東料理、そして世話好きで旅人を温かく迎え入れる現地の人々が待っている「パレスチナ」を選んでみるのは如何でしょうか?
普通の「観光旅行」では得られないような、私たちの暮らす世界のさまざまな矛盾や、分断についても思いを巡らせる旅になるのではないでしょうか。

T&Eの「イベントあらかると」コーナーで紹介された「旅×NGO×パレスチナ・イスラエル」イベントの記事はこちらです!ぜひご覧ください。
※写真をクリックすると記事が拡大されます。
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(2019年4月発行の「Trial&Error」No.335 より抜粋)

JVCのパレスチナ事業では、現地に暮らす人びとの意思を応援する形での支援を行なっています。また、パレスチナの問題を日本社会にも伝えることで、一人ひとりが取り組むための橋渡し役を担うことも試みています。 サポートしていただいた分は全額、JVCのパレスチナ事業に寄付いたします。