全部二次創作する時みたいにでよかった
オリジナルの漫画や絵をちゃんと描けるようになりたいと取り組みだしたら全然描けない事がわかりました。
愕然としました。
二次創作ばかりしてきたせいで創作がいい感じにできない…!
二次創作ってご存知でしょうか
Wikipediaの引用です。
二次創作物(にじそうさくぶつ)とは、原典となる創作物(以下、「原作」という)に登場するキャラクターを利用して、二次的に創作[1]された、独自のストーリーの漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品を指す2。主として同人誌の分野において使用されている用語であり、著作権法上の用語である二次的著作物とは異なる。ただし著作権法上、原著作者は二次創作を許可なく自由に扱う事ができるので俗称と言える。
好きな作品の絵や漫画や文章を描(書)いたり、フィギュアを作ったりする事で大体合っていそうです。
ピクシブ百科事典の方にはファンアートなども同義語とありました。
『二次創作』とは、何らかの下地となる作品・表現があり、それらを元にしている創作物および創作行為を指し、英語圏では『fanfic』や『au』とも呼ばれる。
同義語として『ファンアート』『二次的著作物』など。
fanficとauは初耳です…!携帯の事しか考えられない。
既存の原作から作る二次創作に対して、キャラクターや世界設定も全て自分で作ったものは創作、オリジナルと呼ばれたりします。
二次創作を沢山描いてきました。
気に入ったゲームやアニメのキャラクターや漫画を描くようになり、描いたイラストを交換する相手を探したり、雑誌やファンクラブのコーナーへの投稿、受験勉強をしながら中学の頃初めて同人誌を作り、都会に進学したら同級生に教えてもらいながら学校のパソコンからホームページを作り、同人誌即売会イベントに参加するようになり、卒業してからもそれはもう沢山描きました。
全学歴の授業で描いた絵、アシスタントの仕事で描いた絵、自分の創作として描いた漫画や絵と並べても二次創作として描いたものが圧倒的に多いです。
二次創作と一言でくくっても描いていた作品が結構変わるのですが、作品別にしても描いた量が1番多いのは二次創作の方かもしれません。
で、
いわゆるオリジナルの方の漫画や絵をちゃんと描けるようになりたいと思い取り組みだしたところ、全然描けない事がわかったのです。
正確には描いてきてはいて、引き続き描いてもいるんですが、パッとしない。
何かがパッとしない もう一声欲しい
改善したいという事はわかるのにできない
何故か
私が二次創作ばかりしてきたからか!
二次創作はキャラクターと世界が既に用意されている。
二次創作ばかりしてきた私は1から作る事が下手くそなんだ…
と、最初は思ってたんですが
少し違いました。
二次創作と創作どちらでも魅力的なものが作れる人は沢山います。
おそらくそれができるのは色々な要素を素材として認識できていて、更にそれを引き出して組み合わせるのが上手な人達。
私はどうやら要素の引き出しをあまり意識せず主に二次創作ばかりしてきた。
ゆえに今の創作により良くできるアイデアを取り入れたいと考えても、いつもの引き出し以外のすぐ引ける引き出しがない。
つまり二次創作ばかりしてきた事自体は根本原因ではない。
ですがここで私は思い違えたまま愕然としました。
「二次創作ばかりしてきたせいで創作がいい感じにできない…!」
クロッキー帳に手を伸ばしました。
描けないコンプレックスが高まると手に取る、カッターマットを出すのが面倒だった時刻んだ十文字のある現実の物描く用クロッキー帳です。
表紙に8月からとあったのにアタマは11月
張り切って日付だけ書いてやらなかった…
この腰の重さにも滲み出ているのですが
二次創作は楽しくてやめられない程なのに対し、創作と現実のものを描く行為にはずっと苦手意識がありました。
漠然としてるんですが
ちゃんとしないといけないと思ってたんですよね…
創作という言葉の近くではメイキングや講座を見かける事が多く、そこではより効果的に表現できるテクニック、知識などが紹介されています。
こんな風にすると描ける、構造解説、時短方法、便利な素材を集めた…
便利を共有したいという友好的な気持ちでまとめられている。
それを使うかどうかも自由
なんですが
技法や仕組みが色々あって、情報や資料もいっぱいある。
事実、答え、正しさがいっぱいある…
何かを作る時はちゃんと正しくなければいけないというイメージを作り上げたのかもしれません。
色々な表現があるし、自分が表現する時の正しさを決める人は誰か考えてみ?というのもあるし、それは二次創作にも言える事だった筈なんですけどね…
バッサリ切り分けて苦手意識を持ってしまっていました。
現実の物体には主線がないし、どの色名にも該当しないような色もある。
描く行為には、自分はどれを表したくてどれは省きたいかを選ぶ作業が含まれていたり、特に何も考えず描く時があってもいい。
描く目的も描き方も人それぞれの、それぞれの時のやつでいい。
と、今は思える…
気付けず苦手なままでしたよ…
どんどんペンで塗ったっていいじゃないかと気づいた12月
クロッキー帳を見返すと大体根気のなさを悩んでいます。
少し前の色々な高架橋とビルを描いたので結構改善されました。
根気を付ける方法は力づく。
既存の絵から学ぼうとしてみたり
年が明けて2019年
めくって1月がもう1ページ
それをめくるともう白紙でした
そして話は己の引き出しのなさに愕然とした今月頭に合流します。
もっとオリジナルの絵や漫画を描けるようになりたいという願望が出た時、
自分が今後の人生で何をできるようになれたり、何をしていきたいかを考えていました。
この時「オシャレになりたい」という願望もあがりました。
結構ずっと言い続けている願望です。
こっちも真剣に追求してみたのですが
どんなオシャレがしたいか全く出てこなかった。
ここでも立ち塞がる引き出しのなさです。
私は空っぽだったのかと愕然としました。
しかし愕然としていても何も変わらない。
好きだと感じる認識があるものや事象が増えたら何か変わるかもしれないとPinterestを始めました。
様々な画像や動画を集められて人と共有もできるアプリです。
tumblr.やTwitterと違うのはカテゴリを作れる事ですかね。
TwitterにもリストがありますがPinterestはモノでも収集できる感じ。
ピンしまくっていたらわりとすぐ好きなものが見えてきました。
自分には好きを感じる心がないのかと少し心配していたので安心しました。
全く出てこなかったなりたいオシャレ像も毎日ドレスを着たいとかではなく、むしろピンする要素が大体自分がしてる格好に似たものや色ばかり、つまり今と対してかけ離れていない事がわかりました。
普通に冷静に考えると人は気に入らない物を自らすすんではあまり纏わないし揃えないとわかるんですけど。ね…!普通に冷静に考えられない。
好きなものがわかってきた事だしと物を見て描く時のモチーフ対象にそれらを加えたところから変化が起き始めました。
なんか楽しくなってきた!
単純に二次創作で描いてきた分くらい創作も描けば二次創作くらいには絶対できるんじゃね?と思ったのもこの頃くらいだったかもしれません。
気になった部分がわからなかったりうまく描けなかった時はまた描けばいい事にも気づきました。
逆に何故今まで気づかなかったのか
苦行すぎて何度も描きたくなかったのかもしれません。
好きがわかってきたら描くのが楽しくなってきて、描くのが楽しくなってきたらどんどん描けるし対象への興味が出てきて確かめたくなる事も増えてきました。
服装や髪型の違いもわかるようになってきました。
キャップの子とその隣の子、ゼンゼンチガウ。
わかると途端に以前の自分がこわい 違いの方が多い なぜわからなかったのか
考えてみたんですが分別する箱が少なすぎた気がします。
かわいい(好き) or not くらいにしか分けてなかった気がします 2箱…!
なんだかすっかりたのしそうです
筆がノリノリ
認識を改める事で生まれる変化恐るべし
そして独り言が多い
微妙だった時ンー、うう、うーん、?などを書きがち
クロッキー帳と別で普段持ち歩くなんでも帳を所持しているんですがそっちでも描き始めました。
K-POPのカリスマに創作の引き出し増加の願を乗せる
見て描く事に関してはすっかり楽しくできるようになれたのですがそれを参考にオリジナルポーズを描いたりができない
あといわゆる自分の絵に戻るとしょぼい
独り言多し。
思いませんか
2冊目 日清を発展させたひよこちゃんに創作引き出し増加の願いを託します。
右とじが使いづらく逆から使ってもよかったのですが逆さ使いしてみました。
そしてハングルで自分の名前が書けるようになりたい。
2つの気付き
「この人の絵は原作に似てるからいい」という二次創作への感想つぶやきを昔見かけた事があって、好きな理由にそういうのもあるのかーと感心したしそこで気付いたのですが、二次創作には、元絵がある。またはモデルがいる。(それに対してどういくかは描く人見る人それぞれの自由)
それ言うとオリジナルを作る時もモデルゼロって事は、ありえないですよね?
じゃあ二次と創作は同じですかと聞かれたら違いますけど…
誰もそんな質問してこないか…!U^ェ^) 杞憂でした。
そして金城武さん ハイパーかっこいい。
関連画像をピンする指が止まらなくなりました。
描きたいと思う対象にファッションモデルが多い事で以前セツ・モードセミナーに通いたいと思っていた事を思い出しました。
検索してみたら2017年に閉校していた!
全く知りませんでした…
桜沢エリカ先生安野モヨコ先生も通われていたとは!
校舎が素敵で素敵でむだに何度も見学にも行きました。
あの気持ちはオシャレな場所に通ってオシャレになりたい、学生というモラトリアムに戻りたいという逃避だったのだと思っていたのですがファッションやファッションデザイン画のテイストが本当に好きな可能性が出てきたのでそういう絵を沢山みて真似したらいいのでは?!と、検索しました。
メルマガ登録で無料教本プレゼント!というサイトに遭遇して、それにはちょっとこわくて踏み出せなかったのですがそのサイトのオススメ動画にこれがあって
心撃ち抜かれました 良過ぎやしませんか…
Instagramをされていて絵も沢山あったので沢山真似させて頂きました。
線と色でどう表すかが既に完成しているものを真似させてもらったら一気にわかる事が増えた感じがしました。
好きな作家のテイストはどんどん真似しよう!というhow toを読んだ事がある気がするのを思い出しました。
首と名のつく部位が好きな気がしてはいたのですが完全に自覚しました。
つけ耳で足をクロスしてるサスペンダーの子がかわいすぎて何度か描いたけど全然うまくいきません。
本物は左手が腰のあたりでgoodしてて更に最高です。
女子の体の好きなところがわかったら女子との違いで男子の体にも見える場所がぐっと増えました。
物を見て描く行為が楽しくなってどんどん描ける日がこようとは
人体の絵柄がスタイルアップしました。
でもスタイル良く描けるようになったらゴールではなく、
何を表現したくて
↓
それを最大限に表現するには何でどうやるのが1番いいか
が最重要(*_ゝ*)
ひよこちゃん②
字でも色々書いているため消費が速いです。
いろんなかわいいがあるとかなりわかってきました。
だが見本なしでポーズはまだ描けない
体の動き方を知るにはスポーツの写真もいいと気付きました。
そしてバレーボールはやばい サッカーもテニスも 球技は基本やばい
ポーズがキマっている時そこには理由がある事がわかりました。
棒立ちでも顔がどこかを向いてたり、髪や服の形、あと写真全体の構図とか。
頭身の意味もわかってきたり。
自分の好きが見えてきて楽しくなりだしたとこから急速に進展しだした。
そしてそれは二次創作を沢山描いてきた理由や経緯と一緒…!
二次創作ばかりしてきたから自分は創作ができないという思い違いをした事で、私は二次創作から遠ざかる努力をしてしまったので、ここに到達するのにだいぶ時間がかかってしまいました…
加えて創作と実物を見て描く行為には苦手意識と苦行という思い込みがあったので、もうつらさしかなくなった上にこのつらさがいつか本当に終わる事が信じられなくて挫けそう、あ、創作はつらいものだからやめるまで一生終わらないのか!え?うそでしょ…?!という地獄の迷路にいた時期もありました…
でも二次創作から遠ざかる努力をしてなかったらそばにいつも楽しさがあったわけだから、まだ創作への勘違いに気づけてないかもしれませんね…
創作はつらいという勘違いがあまりにつらすぎたから「本当に創作は、人生は楽しくできないのか?!え??!!」疑う気持ちが本気で爆発させられたのかも。
この経緯でベストだった事にします!
疑うで思い出しました。
いい
生きててよくなりたいという願いに人生を賭してきたけど実質死ぬまでは生きてていい事に気付いたりもしましたね…
久々に読み返したら2019の私すごい燃え尽き感でした。
生きてて良くなる為に生きてたらそりゃ疲れますよ…
生きてるだけで生きてちゃだめなんですもの。そりゃつらい。
普通に冷静によく考えたら突っ込みどころ満載なんですけどね…
今回記事でも何度か疑問に思ったのですが私は普通に冷静に考えられなすぎる。
改善希望案件ですが、おかしい事に気づけないから難しいかもしれない…
去年と今回でだいぶ大きな問題を片付けられた上に重大な事もわかったのでより良い未来にしていけそうです。
去年と比べ自分がどうしていきたいかがかなり見えてきている現状も確認できましたし。
引き続いていこうと思います。二次創作する時みたいに。
引き続いていたら書けた文章です
引き続きます…!
サポートとっても嬉しいです。制作環境の整備に使わせて頂きます。