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学資保険の現状って?

かつては貯蓄として機能していた学資保険も、返戻率がすっかり下がってしまい、とても教育費をまかなえる状況ではありません。

教育費に備えるために、学資保険や貯蓄性の保険に入るのは間違いです。

定期預金の利率は0.01%。

それよりは死亡保障もある学資保険の方が、良いのではないかと考えるかも
しれません。

定期預金は元本割れすることはありませんが、万が一お金が必要になったときに契約から数年で解約すると、支払った保険料からかなりのペナルティを差し引かれます。

保証に費用がかかるため、満期を迎えても元本割れするものもあるようです。

学資保険の年利回りを計算すると0.031%。

今後世の中の金利が上がれば定期預金の金利も上がりますが、保険の金利は満期まで変わりません。

中学校3年生までの15年間で、受給できる児童手当の合計額は約200万円(一定以上の所得の人は減額されますが)。

児童手当は全額貯金して、進学費用の一部にしましょう。

お金の置き場所としては「つみたてNISA」がオススメです。

教育費は必要な時期が決まっているので計画が立てやすい支出ですが、想定外にかかることも多いことは頭に入れておいてください。

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