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■住宅ローンの特定疾病保障特約って?

住宅ローンに「特定疾病保障特約」が、セットされた商品が人気です。

がんや急性心筋梗塞・脳卒中になり、保険金支払事由に該当した場合、保険金でその時点のローン残高がゼロになる特約が付いています。

ほとんどの金融機関では、借入金利に0.3%上乗せして払っていく形です。

3,000万円を返済期間35年元利均等返済で借入したとすると、月額約4,000円の保険料になります。

生命保険会社が取り扱う「3大疾病保険」の場合、保険料は月額数千円だとしても、保障内容は治療費の補填が目的のため受け取れる保険金はせいぜい300万円程度。

生命保険会社の「収入保障保険」の中には、特約を付加すると、三大疾病になり支払事由に該当した場合に、毎月年金を受け取れる商品もありますが、保険料はもっと割高になってしまいます。

月額4,000円の保険料で、数千万円の住宅ローン残高がゼロになるとしたら、割安な保険といえると言えるでしょう。

注意しておかなければいけないのは、多くの金融機関で加入できる年齢が45歳となっている点と、保障期間が75歳までになっているケースが多いこと。

フラット35の「3大疾病保障特約」では、治療を目的とした手術を受けると保険金が支払われます。

銀行によっては治療を目的とした入院をしただけで、保険金が出るものもあるようです。

加入を検討する際は「契約のしおり」などで、どのような状態になるとローン残高がゼロになるのか、内容をしっかりと確認しましょう。

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