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最適な住宅ローンって?

金融機関は住宅ローンの審査の傾向と融資条件によって、3つのグループに分けられます。

①メガバンク・ネット銀行②地方銀行・信金・農協等③公的融資。

メガバンク・ネット銀行は審査は厳しいですが、属性の高い人に低金利で融資をします。

融資条件についてはメガバンクは比較的柔軟に対応しますが、ネット銀行は手続も基本的にネット通信と郵送のやり取りのみで完結が融通が利かない傾向があるようです。

すべての手続が完了するまで、最低でも1ヶ月~1ヶ月半くらいはかかると考えておいたほうが無難で、引き渡しまで時間がない物件の場合は、ネット銀行は候補から外れます。

地方銀行・信金・農協は比較的審査は甘く、融資条件の融通は利きやすい傾向。

公的融資は審査は甘いのですが、融通は全く利きません。

住宅ローンの申し込みをするときには、まずは自分のメインバンクから当たってみましょう。

多くの金融機関では、住宅ローン利用者は「返済口座を給与振込口座にすること」という融資条件がつくので、給与振込口座を変更する手間も省けます。

わたしの場合は給料が手渡しだったので物理的に無理で振込口座にできなかったのですが、銀行側は少し機嫌が悪かったです。

住宅ローンの金利や諸費用の条件が良くなければ、メインバンクの変更を検討しても良いかもしれません。

住宅ローンを借りたあとは、その銀行を積極的に活用しましょう。

住宅ローン利用者はその銀行では、最上位のお得意様に位置づけられています。



インターネットには様々な情報がありますが、どの住宅ローンが最適なのかはわかりません。

金利タイプと金融機関のグループが決まれば、はじめて個々の金融機関のウェブサイトで、個々の商品をチェックすることができるようになります。

住宅ローンは早い段階で1つに絞るのではなく、複数の金融機関・異なる金利タイプで本審査を通しておき、最後に一番有利なものに絞るのがセオリーです。

審査に必要な書類はかなりありますが、最初の一回が大変なだけです。

どの金融機関でも概ね必要となる書類は同じなので、最初から書類を複数枚用意しておきましょう。

かなりの差がつくことも珍しくないので、面倒がらずに実行してください。

契約の段階になると、本人が平日の昼間に金融機関に出向き、たくさんの書類に押印することになるので、並行させるのは本審査の段階までにとどめておきましょう。

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