火災保険の団体割引って?
金融機関によっては住宅ローン契約時に、火災保険の加入が融資の条件になります。
火災保険は2022年10月以降、平均11~13%上がる予定です。
台風や豪雨といった自然災害が頻発し、保険金の支払い負担が重くなっているため。
火災保険は火事だけでなく多くの災害の補償をしてくれるものなので、加入している保険の保証内容をよく読んで100%活用するようにしてください。
火災保険は、基本的には「住宅火災保険」と「住宅総合保険」の2つ。
住宅火災保険には、火災の補償はもちろん、落雷・ガス爆発・風災・ひょう災・雪災の補償がついています。
さらに幅広く手厚い補償がついているのが、住宅総合保険です。
水災・車の当て逃げによる塀の破損の被害・何者かの投石で住宅の硝子が割れた場合の被害・給排水設備の事故などによる水漏れ被害・盗難の被害等も補償されます。
以前はこの2つの商品しかなく補償も全てセットで、現状に合わなくても外すことはできませんでした。
最近では、セゾン自動車火災保険の「じぶんでえらべる火災保険」などの商品があります。
補償を増やすごとに保険料はアップしますが、必要な補償だけをつけることができるので、節約につながるかもしれません。
住宅購入後もつけておきたい「個人賠償責任保険」と「家財の火災保険」が、抜け落ちていないかは必ず確認しておきましょう。
「地震保険」の加入までは求められませんが、火災保険の保険会社に連絡して上乗せ契約しておいたほうが良いと想います。
住宅ローンを借りた金融機関で加入すると団体割引という特典があり、同じ損保会社で同じ保証内容ならば20%前後安くなることがあるのでお得です。
金融機関で扱う火災保険は、用意された3パターンの保障内容のパッケージ商品から選ぶようになっていて、自由にカスタマイズはできません。
住宅ローンの借り換えをするときでも解約する必要はなく、契約期間が残っているのであればそのまま有効です。
借り換え先で、重複して加入しないようにしてください。
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