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神様は 悪いものを全部 ひととおり わざと 私たちに見せてくださっている

 覚えたての『陰謀論という言葉』を使って、何でもかんでも、

「あ、それ、陰謀論でしょ。あんた、そんな与太話を信じてんのかい?」

 と、端っから小馬鹿にしてかかって、現実に起こっている事態、極めて重要な問題、貴方や私に降りかかっている災難、驚天動地の真実、その隠蔽のための途方もない大嘘、などなど、こういった事象に一切、関心を示さない、気にもかけない。結局、案の定、こっちからすれば、予想されていた通りの結果を被っているにも関わらず、それでもまだ、おのれの認識違いに気付かない、気付こうともしない。こういった手合いは、こっちからしたら面倒を見切れないから、放っておこうと思うんだが、今のところ、世の中では、あっちのほうが多数派なもんだから、何かを決定しようとすると、どれも、あっちのアタマで決まっていってしまう、究極の理不尽さ。どうにかならないかね、まったく。

 こういう場合に、民主主義ってのは困るんだ。こっちは、一生懸命になって、このままじゃいけないから、こうしてくださいよ皆さん、お願いだから分かってちょうだいよ、と、散々言うんだけれども、大勢の人たちが、ほんとうに洗脳されちゃっているもんだから、どんだけ理路整然と説明したって、その理屈がまったく通用しないと来た。民主主義ってのは、理屈でしょ。筋を通して主張して、相手の目を開かせて、しっかりデータも根拠も示して、さあどうだ、だから ”これこれこうじゃねえのかい?” と詰め寄って、それでようやく納得していただいて、どうにか賛成票/反対票を入れてもらうって具合いに。

 ところが、洗脳されちゃってるから、いくら説明しても、こっちが言っていることが、もう分からなくなっちゃってるの。ものすごく当たり前のことを「ここは、こうでしょ? だから、こうだよね?」と、こっちは確認しているだけなのに、その、ものすごい当たり前が、もう分からないの。びっくりしちゃうんだよ、ほんとうに。

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 例えば、

「毎年の季節性インフルエンザのワクチンを射った人が、副反応で亡くなったと疑われる例は、ワンシーズンで数人程度、2〜4人ぐらいなのに、今年のコロナワクチンでは、射った後に亡くなっている人の数が、厚労省が出している数字で、すでに1300人を超えているんだよ!」

 と話しても、ちっとも驚きも何ともしねえで、「へぇ〜」も「ふぅ〜ん」も言わねえで、

「そうですか」

 ってなもんで、だからどうしたのって、平然としているんだもの。何とも思わない、何も感じないんだよね。感覚が麻痺しちゃっているの。それでいて、新型コロナで亡くなった人の累積数(超過死亡を含む)が、去年の2月から22箇月間で18000人ぐらいしかいってないのに、コロナはこわいこわいと言い続けてるんだ。毎年、インフルエンザで亡くなる人の数は超過死亡を含めて、ワンシーズン(12月〜3月)で約10000人も。2019年にガンで亡くなった人の数は376425人もだよ。洗脳されて、とにかく「こわいこわい」と思い込んじゃっているから、どんなデータを示したところで、何にも気付かない。理解できない。基準が分からない。つまり、そこんとこについてだけ、頭がおかしくなっちゃってるんだね。

 で、あっちからしてみれば、俺のほうが、

(いい歳して、十楽さん、陰謀論にハマっちゃって、アタマいっちゃって、かわいそうに)

 って、ホントにそう思ってるんだよ。もう、かなわないよ、マジで。

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 斎藤一人(さいとう ひとり)さんという、実業家で、面白い語り口で神様の話をしてくださって、YouTubeでも発信しておられる方がいらっしゃるんですが、その斎藤さんが、こんなことを仰ってました。

「こわいぞこわいぞと脅かしてくる奴は、みんな悪魔ですよ。神様はそんなことをなさらない。”大丈夫だよ、安心しな” って言うのが神様。”これから大変なことになるぞ、とんでもないことが起こるぞ” と、一緒んなって言っているのは、悪魔の片棒を担いでいるのと同じだよ」

 それを聞いて、私はハッとしました。私も、”これからこんなことになる、あんなことになる” と書いてきたなあと思って。それじゃいけないんですね。斎藤さんに諭された心持ちになりました。脅かそうと思って、そう書いていたのではありませんが、私の書いたものを読み、強い不安に襲われる人がいらっしゃれば、それはもう脅かしていたも同然です。なので反省しました。これからは、必ず「……だけど、きっと大丈夫」とも書かないといけません。

 2020年代に入って、私たちの、この現世では、良いことも悪いことも、いろんな事象が露わになって、とにかく一遍、全部さらけ出されちゃうという、そういうことに、この時代は、なっているんだと思います。なので、嬉しいこと楽しいことハッピーなこともあるもんだなあと思っていると、うんざりすること嫌なこと不愉快なこと腹の立つこと、様々な良からぬこともいっぱい出てきちゃう。そうなると、大抵は落ち込みますよ。がっかりしたり絶望的になったり。そして、誰だって不安になります。あれこれと、心配になりますよ。でもね、そこで気を弱くしないで。不安や心配に気持ちごと持っていかれないために、私は、当面、こんな風に考えることにします。

神様は
悪いものを全部
ひととおり
わざと
私たちに見せてくださっている

 ”ああ、世の中ってのは、こんなにひどいことになってたのか” と、私たちが気付くためにです。つまりね、何も知らず何も気付かず何も覚らないことには、ほんとうに世の中を良くするって、どうすることか、良い世の中ってのは、どういう風に良いのか、分からないまんまだよね。神様は、心ある人間が、どうやったら世の中って良くなるんだろうと考えるための『第一級の ”生の” 資料』として、今は、とことん、悪いものを全部、ひととおり、わざと私たちに見せてくださっているんだね。

 みんなが、そのことに気付くことで、

「じゃあ、こうやったら良くなるじゃねえか」
「良くするためにゃ、こんなこと、やってちゃダメじゃねえの?」
「こういう気持ちになっていれば、悪い奴らに操られることはなくなるさ」

 と、だんだん、いろんなことが見えてくるんだね。

 大丈夫。
 2022年は、思いのほか、良い一年になるでしょう😊😊😉