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[未来へ向けた”真・発想”] 日米安保条約を破棄し 日本国憲法を護りぬく & 東アジア連合

日本国は国のようで国でない。
日米戦争で日本降伏。
アメリカ軍が日本占領。
この占領が現在もなお継続中。

その証拠が日米安保条約。

日米安保条約で日米地位協定が定められ、日米地位協定で日米合同委員会が定められ、日米合同委員会でアメリカ軍から年次改革要望書という名の政策指示書が示されて、日本政府=内閣の大臣(政治家)ではなく、霞ヶ関のエリート官僚らがそれを直接、受け取る。
つまり、アメリカ軍が日本の内閣(国民の代表の代表者)を無視して、日本の行政府の職員に直接、政策を指示している。
これが、日本国の現況なのです。ほんとですよ。

主権者=私たち日本人が、私たちの総意として、元凶=日米安保条約を破棄することが、日本政府を日本人のために存在させる第一歩です。
私たちは主権者ですから、日米安保条約破棄、私たちの決定で、できます。

日本国憲法もアメリカによる日本占領政策の一環として、たしかに、言わば強いられたものではあるけれど、この憲法の平和主義条項は内容が秀逸であり、人類普遍の理想が掲げられている。
そして、侵すことのできない永久の権利として、基本的人権が高い水準で規定されている。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。(前文より)

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 
前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。(第9条)

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。(第11条)

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。(第97条)

秀逸なり、日本国憲法。

秀でたものなら良いのです。

せっかく諸手を上げて採用した平和主義憲法を、むざむざ捨ててしまう道理はございませんよ。

ダメなものはダメ。日米安保条約。早急に破棄。
しかし、良いものは良い。日本国憲法。徹底擁護。
そこは、きちんと使い分ける。

日本人が日本人に都合よく国の形を定めて、一体なにがいけないのですか?

私は、アメリカ軍には撤退して頂き、アメリカ軍なしでは存在し得ない自衛隊には崩壊して頂いて、日本は、日本国憲法本来の理想の通り、非武装中立を国是として、真・日本を築いてゆくのが望ましいと心得ています。

中国やロシアそして北朝鮮を脅威=恐ろしい敵国とみなす人たちもおられます。在日米軍が撤退した途端、彼らは日本を攻撃すると息巻いていますね。

しかし、中国・ロシア・北朝鮮、口を揃えて言っているのは、日本に配備されているアメリカ軍に対抗する抑止の観点から、日本に照準を向けていること。

日本からアメリカ軍が消えるのなら、中国・ロシア・北朝鮮は、喜んで日本への敵対政策を中止し、主として経済関係強化を求め、日本との即時友好関係樹立、共存共栄を提案してくるに違いありません。

日本は、中国・台湾・北朝鮮・韓国・ロシアと、東アジア連合を結い結び、まず地域の平和と安定、そして互いに足らぬものを分かち合って助け合い、尊重し合って豊かに、つつがなく。

いったい、どこが・何が、いけないの?

これが、私の”真・発想”。

めざめよ日本人。
意志の力で日本を取り返す。
まずは日米安保条約破棄。
そして平和主義憲法を護り抜く。

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