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私たちそれぞれの意識=宇宙

 私たちそれぞれの意識が、いま現在、認識している周囲の空間は、私たちそれぞれの意識そのものです。実のところ、私たちそれぞれの意識自体が宇宙なのです。

 しかし、あいにく私たちの3次元の肉体には、肉体ゆえの制約があるので、認識能力は五感(および第六感)に限定されています。例えば、視覚や聴覚は壁があれば遮られるので、私たちが四方を囲われた部屋の中にいる限り、意識が認識できる範囲は部屋の中に留まります。なので、3次元では、なかなか実感しにくいのですが、私たちそれぞれの意識こそが宇宙という実存そのものであることに、疑いはありません。

 基本的には、私たちそれぞれの肉体が失われた後、つまり私たちが、それぞれの『人生の務め』を果たし、生を終えました後、私たちそれぞれの意識は剥き出しになり、肉体の制約が解かれますので、忽ちにして、私たちそれぞれの意識は宇宙という実存と一体となれるはずです。これが、仏教で説かれる『解脱』であり、肉体の生とその務めを終えて達せられる型の『アセンション』です。

意識=宇宙

 ところが、大抵の場合、そこで『輪廻転生のプログラム』が起動することになります。

 私たちそれぞれが、今生に生まれ変わってきたとき、それぞれ自らの意識に強く刻み込んだ思いがあったのです。それは、今度、生まれ変わってくるときに、自分は前生で果たせなかった"このこと"や"あのこと"を必ず実現させて、自分の意識=『魂・たま』を一層向上させると自分で決めた、その目的=『務め』です。

 私たちそれぞれが生を終えましたとき、果たして、それぞれが自分に課した『務め』が全うされているかどうかを、自分自身=HIGHER SELFが、自分に問いかけるのです。もし『務め』が全うされていれば、自分の意思で次なる次元へ進むことができます。もし『務め』が全うされていなければ、私たちそれぞれの意識は、もう一度、人間として生まれ変わって、果たせていない『務め』を必ず果たそうとの思いに至るのです。自ずと、それぞれの『魂・たま』の"磨かれ具合"に沿って、満足のゆくまで、何度でも生まれ変わって、3次元宇宙での"修行"に励もうとする心境——に落ち着くのです。

HIGHER SELFと私=宇宙=神*

 この『輪廻転生のプログラム』は、私たちそれぞれの『すでに高次元に達し時空を超えた自分自身の意識=HIGHER SELF(ハイアーセルフ)=神*』が導いています。ただし、初めて人間としての生を終えますときには、相応しい導き手が現れない場合もあろうかと思われます。もし、再び人間として生を受けたいなら、己の『魂・たま』の向上を果たすには"どんなこと"を実現すれば良いのかを真剣に考え、自ら決心することで、より良い『母の胎』と巡り逢い、より良い境遇に生まれ変わってくることが叶うのです。

 繰り返しになりますが、基本的には、私たちそれぞれの肉体が失われた後、つまり私たちが、それぞれの『人生の務め』を果たし、生を終えました後、私たちそれぞれの意識は剥き出しになり、肉体の制約が解かれますので、忽ちにして、私たちそれぞれの意識は宇宙という実存と一体となれるはずです。

 なお、自ら命を絶つことは、なりません。遺された人びとを、只々、悲しませ、人びとの心を傷つけるだけです。自己を殺めるは他者を殺めると同じです。己にて決意した『務め』を果たしていないのも自明のこと。せっかく人間として生を受けた恵みと喜びを、自ら棄て放つなど、以ての外。決して、なりません。

解放された意識=宇宙という実存

 私たちが縄文と呼ぶ、いにしえの時代。おそらく当時の人びとは、さらに太古の昔から伝わっていた大いなる叡智を継承し、私たちそれぞれの意識が宇宙そのものであるとの真相を理解していたのではなかろうかと、私の直感は示唆しています。その『縄文・霊的精神文明』のあるべき姿を、現代〜近未来に再現することを、私の『魂・たま』は、強く希求しているようです。

 奇しくも、たまたま目にした、このサイト↓↓……

  https://aenaalpha.com/

……で示されている、驚くべき新発想のいくつかは、『縄文・霊的精神文明』で到達していたと思われる、いにしえにおける宇宙概念と、極めて酷似しています。

 私たちそれぞれの意識が、いま現在、認識している周囲の空間は、私たちそれぞれの意識そのものです。実のところ、私たちそれぞれの意識自体が宇宙なのです。

 このシンプルな真相を、ひとりでも多くのみなさん方と共有することができますよう、私は、たいへん拙いながら、今後とも精一杯、お務めいたしたく存じます。

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