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人工地震兵器説のパラドックス

現代最先端の人工地震技術によって、例えば、2011年東日本大震災や先日の能登地震を、まさしく人工的に発生させ、日本人や日本政府に対する脅迫や文字通り揺さぶりをかけているのだとする言説が散見される。日本政府自体が、何らかの意図で関わっているという考え方まである。

11だとか4や6といった数字が、地震発生の日時の中に多く見られるからだと言う人たちもおられる。

悉く、全世界で発生する目立った規模の地震は、超支配勢力によって人工的(計画的・メッセージ的に)に起こされてきたとのことである***@。

私は敢えて、こうした人工地震兵器説を頭ごなしに否定することは避ける。

技術的に人工地震を発生させられることは理解できる。

しかしながら、超支配勢力が自由自在にピンポイントで、企画された規模の地震を引き起こしており、それにより齎される事態がとくに政治支配的に活用され、実際に日本政府が奴等の意のままに甘んじている、といった文脈***@には直感的に馴染めないものが、私にはある。

こうした考え方***@を展開しておられる方たちに、私は予々、
『ではどうしたら良いのか』と伺ってきた。

つまり、いつでも思い通りにピンポイントで大地震を起こせる超支配勢力の連中を盛んに批判し、圧倒的不利な情勢をどんなに訴えても、奴等が、いずれ私たちに対する人工地震攻撃を実行すれば、一発で、私たちはノックアウトではないのか。

奴等が、実際に人工地震兵器をピンポイントで自在に扱っているのなら、奴等をどんなに批判したところで、そもそも誰も太刀打ちできないではないかと。

人工地震兵器説を主張〜展開することは、単に、恐怖と絶望を(自分たちで)煽っているだけなのだ。そしてそれは、超支配勢力の思う壺でもある。

このパラドックスを、如何に解決するのか、教えて頂きたいのである。

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