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新型コロナ 5類相当を念頭に扱いの見直しへ 政府分科会有志

 ようやく、政府分科会側から、新型コロナの感染症法上の取り扱い見直しの提言が出される段取りとなってきた。

 とにかく、対応が遅い。
 まさしく、致命的に遅い。
 飽き飽きするほど、遅い。

 この見直しは、故安倍晋三元総理が、総理退任を表明した会見の中で、既に示唆なさっておられた。

 ……にも関わらず、それから2年が経っても未だに腹を固められない政府分科会メンバーの不甲斐なさ。そのために、どれほどの苦痛苦悩を国民に舐めさせ、どれほどの無駄や不利益を国民に強いてきたことか。

 決断できない度胸なしは、直ちに政府の役職から去っていただきたい。

『感染者数が明確に減ってきた段階で、感染者の全数報告を求める現在の扱いを改めるよう政府に求める』

『季節性インフルエンザと同様の扱いだが公費負担を残す新たな分類への移行も含めて幅広い議論を促す』

『提言では、まず早急に医療機関や保健所などの業務を軽減する対策を求める。そのうえで公費負担を維持しながら5類相当の性質に近づける案などを念頭に置く』
コロナ、5類相当念頭に見直し 政府分科会有志が提起へ:日本経済新聞

 さて、その次は、サル痘(プランデミック/インフォデミック)への対応という流れになるわけだが、サル痘拡大の仕掛けは、新型コロナとは異なる展開を見せることとなるだろうから、新型コロナ騒動の経験を活かしながらも、先入観を捨て、結論を焦らず、決めつけず、ゼロから情報を組み立てて、正しい判断をしてゆきたいと思う。

 どうなることやら、何も分からぬゆえ、余計な心配はせず、中今の心で、そのときそのとき、適切に判断してゆくとしよう。

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