見出し画像

『ことたま』 神社にて お参りさせていただくときの 『お唱え』

聖域・赤坂氷川神社より 十楽令仁

 神社に詣で、お参りをする際には、以下のように「お唱え」するのが、御神様に近づかせていただくために、大切なこととされています。

祓え給い
清め給え
神ながら
守り給い
幸わえ給え



*語意*
お祓い下さい
お清め下さい
神様のお力により
お守り下さい
幸せにして下さい

神道いろは―神社とまつりの基礎知識 神社本庁教学研究所

 有難い「ことたま」の集合体ですので、お唱えするときには、できるだけ「御神様のお使いになっておられる発音」=いにしえの発音に近づけて、申し上げるのがよろしいと、私は思っております。私の拙い「ふとまに研究」を通じ、会得いたしましたところにより、いにしえにおいてはこうだったと考えられる発音を、下記にてローマ字表記により、音訳いたしましたので、ご参考になさってくださいませ。(一部訂正しました。)

Pha-rua-phie Tua-mua-phi
Kui-iyo-mie Tua-mua-phie
Kuam-Nua-gua-rua
Mua-muo-rui Tua-mua-phi
Sua-kui-uwa-phie Tua-mua-phie

十楽令仁
聖域・赤坂氷川神社より 十楽令仁

 神前にて、このようにお唱えいただきましたら、伊勢神宮の流れをくむ神社では、二礼二柏手、出雲大社の流れをくむ神社では、二礼四柏手をいたし、その後、各自、諸々、深くお念じをさせていただきました後、もう一度、拝礼をして、お下がりください。

 きっと、佳き御加護がございますように。

 なお、以下のような「お唱え」もございますので、よろしければ、併せて、ご参照くださいませ。