MONOSASHI

「一人一人の幸せのモノサシづくりをサポートする」をMissionに活動するMONOSA…

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「一人一人の幸せのモノサシづくりをサポートする」をMissionに活動するMONOSASHI のnoteです。 ライフストーリ―/教育/レジスタンストレーニング について書きます。

最近の記事

インタビューやダイアローグで意識すること〜モノローグとポリフォニー〜

インタビューをはじめ、人の話を聞く、尋ねるという行為の中で、お互い意識しておくとよいなと思うのが、モノローグとポリフォニーという視点。 インタビューやダイアローグは、相互構築な側面があります(これはまた一議論できる話)。相互構築を少し具体にすれば、インタビューですと聞き手と話し手がいますが、話し手が同じでも聞き手が違えばそこで生まれる物語は当然違ったものであるわけだし、むしろ話し手もタイミングや場所、気分によって話す内容は変わるわけで、同じ物語が生まれることはありません。

    • なんでライフ”ストーリー”なのか

      前回、ライフストーリ―は「過去」と「未来」、「人」と「人」をつなぐものだと書きました。 ライフストーリ―と似た言葉にライフヒストリーがあります。 MONOSASHIでは、ストーリーという言葉をこだわって使っています。 history は「歴史」、storyは「物語」という意味ですね。 (ちなみにこの二つ同じ語源?と思って調べたら、どうやらそのようです。こちらの記事に書かれていました。昔は「歴史」と「物語」が同一の言葉だったというのも奥深いものがあります) ヒストリーが、

      • ライフストーリーがつなぐもの

        話し手がいて、聞き手がいて、話し手の人生=これまで生きてきた軌跡、出来事や想いなどを、インタビューを通じて文章にまとめたものが”ライフストーリー”です(定義は色々あるかもしれませんが、私たちの定義です) 自分のこれまでの人生の棚卸のためにライフストーリーを作る。 地域史を作成するために、地域住民のライフストーリーを聞く。 祖父の人生の記録を残すためにライフストーリーを作る。 個人で制作する場合、こういった場面が想定されます。その際、「過去」を「残す」という部分がフォーカス

      インタビューやダイアローグで意識すること〜モノローグとポリフォニー〜