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マコなり社長「結婚式はクソ」と言うけれど

こんにちは、はまだです。

今回は、結婚式についてお話しします。

特に、これから結婚する方、独身の方に読んで欲しい内容です。

昨今結婚式不要論が聞こえてきており、
そこに対して自分の結婚式、と言うものの考え方を
お伝えしたくなりました。


マコなり社長的には「結婚式」はクソ



もう一年以上前の動画にはなりますが、
上の動画の中で、マコなり社長が結婚式について触れていました。

結婚式は絶対しないし、絶対に行かないと。

・セレモニー自体のクオリティーが全体的に低い。
・その割にコストがかかる
・御祝儀などゲストの負担も大きい
・そもそも本当に祝う気持ちで出席しているゲストは少ない
・ゲストの出し物も寒い

もともとマコなり社長は好きで、動画も視聴していましたし、
この意見もマコさんらしい、一理ある!と思いました。


でも、その意見を聞いた上でも、
私自身は、結婚式はしても良いのではないか、
と、自信を持って言えます。



「結婚式」って、誰のためのもの?


私自身も、2年少し前に挙式をしました。

会社の上司、先輩、学生時代の友人を招待した、
80人程度のいわゆる超スタンダード結婚式です笑

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※披露宴後にお世話になったプランナーさん(写真中央)と撮った一枚。


結婚した時から、結婚式は絶対にしよう、ともともと決めていました。

それには、数年前に初めて出席した友人の結婚式を見て、
始めてゲストとして結婚式を体験して、
気付かされたことがあるからです。


結婚式は新郎新婦のためのものではない


結婚式に出席する前は、
自分自身、あってもなくても良いものかな、、、
と思っていました。

しかし、
教会での挙式の時。


後方の扉が開き、
新婦と新婦のお父さんが
涙を浮かべて入場してきた時、

その瞬間に、

結婚式は、新婦(妻)とその親。
つまり「一組の親と子」のために行うものではないかと思いました。


ちなみにその式は新郎友人として参加していたため、
新婦、お父さんともに初対面でした。


これは有名な話ですが、

バージンロードの意味はこれまでの人生。


両親から産まれ、
色んな人と出逢いながら、
最終的に新郎のもとへ。


と言う流れですよね。


これまでの人生で、両親との間にいさかいや
いざこざなどあったかもしれない。

でも、一旦ここで感謝を伝えて精算する。

そのためのセレモニーではないでしょうか。


披露宴も、

自分の娘が出会ってきた人たちは、
こんな人なんだと、両親に知ってもらうため。

友人含めゲストは、そのためだけにきている、
といっても過言ではないと思います。
つまり、一組の親子の、引き立て役なのです。



自分たち(新郎新婦)ではなく、両親の価値観に寄り添うべき



いやいや、それにしたって、
そのためだけのセレモニーだったら、より高い!!

と言う意見も聞こえてきそうです。

そこについては、確かにおっしゃる通り。

挙式のお金で、新婚旅行や、両親と特別な思い出を作ることだってできます。


特に、我々世代は、式を上げる必要性が希薄になっていますよね。


でも、結婚する娘を持つ、
両親世代の価値観はどうでしょうか。

おそらく、我々よりも、結婚式は重要であると
認識しているはずです。


おそらく、お父さん、お母さんは、



我が子がいつか結婚すること、


ウエディングドレス姿を見ること


結婚式で、バージンロードを一緒に歩くこと。


その時、娘から感謝の言葉を述べられること。


笑顔で送り出すこと。



つまり「結婚式」という日に起こるいろいろなことを、



産まれた瞬間、


歩けるようになった時、


話せるようになった時、


入学した時、


卒業した時、


成人した時、


就職した時、


何か一つの節目を迎えるたびに、


頭の中でイメージするはずです。


期待と寂しさ半分半分で。



おそらく、いざ、娘が結婚する時が来たら、
お父さんお母さんはこう言うはず。


「夫婦二人のことなんだから、

結婚式をやるやらないも好きにしたらいい。」


でも内心は、

頭の中で何度も思い描いた
「結婚式」
を、見てみたいはずです。



結婚式よりも、


豪華な旅行
豪華な食事

を「結婚式の代わり」として行ったとしても、


それでもやっぱりどこかで、


「結婚式、見てみたかったな」


と思ってしまうのではないでしょうか。



いくら新たに結ばれた夫婦の価値観が、
結婚式よりも、もっといいお金と時間の使い方がある!

と思っていたとしても、

ご両親は同じ価値観でしょうか。


産まれたあの日から描き続けた「門出」を、
目の前で体験してもらうこと自体、
最大の親孝行なのではないか、
と思います。



自分の話


余談ですが、

私自身の結婚式の話。


上に書いたような考えから、

私が挙式しようと言ったこともあり、

準備も率先して行いました。


妻本人、またそのご両親はどう思っているのかな、
と言う気持ちもありましたが、
ひたすら喜んでくれることを信じて。


妻のお義父さんはもともと病を患って
入退院を繰り返しており、
私が結婚してご挨拶に行った時には、
発声や滑舌も少し悪く、


しっかりと会話をしたことがありませんでした。

なので、結婚式やそもそも結婚することに対し、
どんな思いを持っているのか、

しっかりとは聞けていません。

そして、

式の直前に受けた手術の経過次第では

出席は難しいかも、

と。


もちろん強制はできませんが、

なんとか出席してほしい旨をお義母さん経由で
伝え、当日は出席することができました。


式のリハーサルまで不安な時間が続きましたが、


挙式開始直前、


親族の写真撮影の時、

お義父さんが始めてウエディングドレスを着た妻を見て、

無言で、ポロポロ涙を流したのです。


その時に、

やっぱり式をあげて良かったんだと。
間違っていなかったんだと。


そう確信しました。

もちろん自分もひっそり泣きました、、、笑




つらつらと書きましたが、


結婚式なんて、、、とか、
自分たちが主役なんて恥ずかしい、、、

など思っていたら、

少し、お父さんお母さんのことを考えてあげてみてください。


きっと、挙式なんてしなければ良かったなんて、

思っている夫婦、親はいないはずだから。









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