エンジニアはどこにいる? The Five Whysで考えてみた

最近、こんなお題が出ていました。

あなたが日常で困っている問題を、「5つのなぜ?」で5段階、しっかりと掘ってみよう。そしてnote.muに「#深く考える訓練」というタグで投稿し、お互いの答えや思索をみてみよう。

僕はWeb業界の人と情報交換を兼ねてランチすることがよくあります(*)。
そこで必ずと行っていいくらい出る話が
「いいエンジニア・デザイナーいないですかね?」
「うちエンジニア(もしくはデザイナー)いないんですよ〜」
という話。実際、僕が働いているピースオブケイク社もエンジニアが「全然」足りていません。

ということで、これをFive whysのテーマにしたいと思います。

Q1. なぜ開発チームのエンジニアを増やしたい?
開発速度を上げたいから
Q2. なぜ開発速度を上げたいのか?
提供したい機能の数に開発速度が追いついてないから
Q3. なぜ開発速度が追いついてないから?
今の人員もしくはスキルで上がってくる成果物が足りてないから
Q4. なぜ足りてこないと困るのか?
2週に一度もしくはそれより早いペースで機能をリリースして告知したいから
Q5. なぜはやいペースで機能をリリースしたいのか?
ユーザーを飽きさせないため
Q6. なぜユーザが飽きると困るのか?
ユーザーが飽きるとノートから離れてしまうから

書いていったらQ6までいってしまいました。

ユーザが飽きると困るのは最近読んだ『お金2.0』の言葉を借りると、noteが一種の経済システムだからです。お金2.0のなかでは発展する経済の5つの条件として5つ上げられています。

1.  インセンティブ(報酬が明確である)
2. リアルタイム(時間によって変化する)
3. 不確実性(運と実力の両方の要素がある)
4. ヒエラルキー(秩序の可視化)
5. コミュニケーション(参加者が交流する場がある)

この5つの要素を刺激する要素がnoteにはあるのですが、それぞれ強かったり弱かったりします。その強い部分を伸ばしたり、弱い部分を補ったりしているのですが、そのカイゼンスピードが理想と追いついていない。もちろん、ユーザを飽きさせないためなら開発以外にもやり方はあるのですが、それだけでは足りない部分がでてきます。

ということで、Five Whysをやってみたらなぜエンジニアを増やしたいのか見えてきたような気がしました。

* Web業界の人もそうでない人もぜひランチしましょう。今は働いている会社が渋谷にあるので渋谷が調整しやすいですが、都内なら比較的どこでも行けると思います。半蔵門線沿線だと嬉しいです。

#深く考える訓練


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