えん
はじめまして。
52Hzです。
この名前は、町田そのこさんの本
「52ヘルツのクジラたち」からです。
よろしくお願いいたします。
私はメダカを飼っているのですが、
休日、彼ら彼女らを眺めていて気づいたことを
今日は書いておきます。笑
あれは、夏の休日。雨上がりの昼下がり。
六畳一間の片隅で、ギター片手に、
メダカをぼんやり眺めていた。
だって可愛いんだもん。
そういえば、まだメダカにご飯あげてないや!
座ったままで右手を伸ばす。
ごま粒より細かいメダカたちのご飯を、
小指くらいのサイズのスプーンであげる。
世界史の資料集を8冊くらい積み上げた大きさの水槽。
水を攪拌する装置が、赤、橙、黄色の粒子を水面で踊らせる。
宇宙に高速で行き来する星々のようなご飯を
一生懸命に追いかけるメダカたちを眺める時間はこの世でもっとも尊い時間のひとつだ。
そんな尊い時間を眺めながら思った。
メダカたちはご飯を追い求め、どれだけ速く切り返し(Uターン)をしようとも、
必ず弧を描きながら泳いでいる。ということに。
残念ながら、ノーベル賞受賞級の発見ではなさそうだ。でも、なんだか嬉しくなった。
メダカたちの運動に直角的な動きはなく、
円運動をしているという事実に。
そして、円運動しているから、ぶつかることがないんじゃないかなって思った。
人もぶつかる時って、直角的な動きのときだと思うんよ。(いきなり)
物理的な話をすれば、駅の人混み歩いてて、
いきなり前の人が切り返してきたらぶつかる。
でもさ、少し弧を描きながらUターンしたらぶつからない。
心理的な話をすれば、誰かに対して思ったこと(特に悪いこと)をどストレートに伝えたら相手は気持ち良くないし衝突する可能性がある。
でも、円のように一度、丸く包み込むじゃないけど、受け止めてあげてからやったら、ぶつかることは防げるかもしれない。あるいは、婉曲的な言い方をしてあげれたら、丸みのある言葉を使えたら、正面衝突は避けられると思う。
だから私は、メダカと同じく、
円運動していこうと思う。
そうしたら良い縁もついてくると思うからさ。
このnoteというアプリに出会わせてくれた
某ラジオ配信アプリの方、そしてそのアプリの運営さん、また、noteの関係者さんに感謝を添えて。
2022/05/29
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