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子供に勉強させたい!と思ったら。

小さな数学教室を主宰しています、なんばです。

子供に勉強させる1番良い方法は、親である自分が楽しそうに勉強している姿を見せること。とはよく言ったものですよね。

実際に、私の周りでも、子供が勉強している横で数検の取得を目指してみたり、ペン字の練習をしたりして一緒に勉強を楽しんでいたりする話はよく聞きます。
素敵ですよね。

私はというと、、、5歳の長女がおりますが、東京の子供たちのレベルの高さに怯えながらも、図書館に通ったりお手紙や日記を書いたりして遊びながら学んでほしいと、勉強に関してはまだゆるく考えていて、今はピアノのコンクールに出場するために日々ピアノの練習をがんばっています。

ですが、まだ子供なので、ピアノを弾きたい気分じゃない時ももちろんあります。大人だってそんなストイックでいられないんだから、小さい妹と遊びたいし、ゴロゴロしたいのは当たり前。
ピアノをする時間なのにわざとふざけたりいつまで待ってもピアノの前に座らない娘を見ると、心臓がバクバクする音が聞こえます。
そんなときは怒らない!と決めて。

決めているだけです。怒っても仕方ない。人間だもの。

イライラー!としたときに、ふと気付いたんですよね。
娘のためにピアノのサポートをやっているんじゃないって。母の理想の娘像に、娘が応じてくれてるんだなって。

それからは、先生に言われたことを忠実に守った演奏を聴いてもらえるだけでもいいや、とゴロゴロしている娘の横で私が娘の課題曲を弾いています。子供の曲と言えど、10年以上ぶりに毎日ピアノを弾いて、娘が先生に教えられた通りに弾いてみて、娘を誘き寄せています。
※結局弾かせたい。

嫁入り道具で速攻巨大オブジェになってしまったマイピアノも、毎日弾いてもらえて喜んでいます。笑

人は変えられないけれど、自分は変えられる。

子供に読書の習慣をつけてほしかったら、自分が本を読む。
子供に散らかしてほしくなかったら、自分が整理整頓しやすい環境を作る。
子供に働いて自立した大人になってほしかったら、自分がしっかり働いて挑戦している背中を見せる。

初めて心拍が確認できたときや、無事に生まれてきてくれたとき、勉強してほしいなんて全然思わなかった。そこにいてくれるだけで嬉しかった気持ちを忘れないように。ママの思い通りにならなくたって、いつだって、どんな娘だって大好き!

毎日、自分に言い聞かせています。

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