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デザインキャンプでWebデザイナーになって安定収入を目指したはなし

こんにちは、るでぃです。
2社目で勤めていたときに、早く会社から逃げたくて、副業からWebデザイナーを目指したはなし。

フォトショとかイラレとか、まだそんなワードも知らない状態で、
また仕事しながらそれらの独学での勉強は、とても無理だと思った。
目指すべきゴールも見えなかったし、何ができるようになれば仕事を受けられるようになるのかそこから知る必要があった。

「上手く行けば、教材費をペイできるかもしれない。これは先行投資だ!」

またWebスクールではたくさん種類があって、「Macbookをプレゼント!」というものもあったが、
「弘法筆を選ばず」ということわざのように、Macbookじゃなくても、きっとできるはず!
だって私用のノートパソコンはインテルCORE i7だし、1TBストレージあるし!!
そう考えて、案件獲得できるところまでフォローしてくれるというデザインキャンプを選択した。

実際に連絡してみると、オンライン説明会で面談をする。
わたしのときは男性で、目標値とか、モチベーションを上げるようなことを言ってくれる。
「ちょっと頑張るだけで、実際に案件獲得して月々50万以上得てる生徒さんがいるんですよ」
「クラウドワークスみたいなところで案件獲得ができるんですけど、ほら1件10万とかで募集あるでしょ。もし3件受けられたなら、月収30万。」

説明会のときの案内で、期間限定の特別価格でなら90万が50万くらいになるという。プロの講師とのリモート指導は回数が決まっているようで2週間に1回くらいのペース。
その間質問のチャットは送ることができて、公開Webセミナーも月イチで参加する感じ。
そんな話を受けて、50万くらいで決断。

実際に入ってみると、専任のプロ講師が付いてくれた。
若い女性で25~26歳くらい。
リモート慣れしていて、顔映りもよい。
プロ講師というのは、講師としてのプロフェッショナルではなく、実際にWebデザイナーとして動いているひとのよう。
ちょっと丁寧に職場の先輩が教えてるような感覚かな。

学習の流れは以下のような感じ。
① Photoshopの契約方法から教わる
② 自己紹介のバナー製作でPhotoshop既存のに慣れる
③ 既存の好きなホームページの模写
④ illustratorの契約もしてオリジナルのサイトマップの作製練習
⑤ ワイヤーフレーム作成練習
⑥ STUDIO(ノーコードツール)でサイト作成
⑦ Figmaで同サイト作成
⑧ クラウドワークスでコンペ活動

受け始めから、一年半が過ぎ、
現状のわたしでいうと、Webデザイナーでの利益は出ていない泣。
クラウドワークスで5ヶ月戦ったコンペ活動では、一つも採用されることもなく、また採用されないが諦めず応募を続けていたものの、結局無駄撃ちすぎてストレスは溜まるが、お金は全く入らない。
苦しい思い出しかない。

確かに同コンペのライバルの作品はレベルが高い。力が及ばない自覚はある。でもそのセンスまでどう到ればよいのか皆目見当も付かない!
やっぱり、プロはプロなのだ。
わたしのPhotoshopやillustratorのスキルでは、到底あのレベルまで一朝一夕ではいけない。大体6ヶ月過ぎたころのレベルは、操作方法を学んだくらいの毛の生えたばかりなヒナ状態。ヒナは一人でエサが捕まえられない状態なので、成功体験が積めず絶望感が深くなるばかり。
また平日の昼間は仕事で心身ともに擦り切れており、継続が難しくなってくる。体力の限界!!

…そう感じた。
カリキュラムはポイントを押さえた効率的な内容なのかもしれない。
しかし、自信と実績が得られなければ、
ポーンと放り出されたあと、どうにも戦えない…。

しかも初めて触れるアドビソフトであるPhotoshopとillustratorの、処理の重たいこと…。わたしのノートパソコンのメモリは8GBだったのだが、Photoshop上での一つのボタン処理に30分掛かり、illustratorと同時に作業しようものならカーソルも動かなくなり、アプリが落ちる。
まさに修行のごとき作業環境。(後で16GBに増設したが、それでもガタつく)

いま思うのは、やっぱりMacbookが絶対条件だということ。
「弘法もなんちゃら~…」と言っていたが、これに関してはマジ大事!!
一作業のネガティブがWebデザイン全体の拒絶感を生むのだった。

6ヶ月経つと専任講師は当然サヨナラ。
「あとは頑張ってください~なんとかなりますよ~」
と去っていった。
この講師と連絡取る手段はなく、残ったサービスのサポート系がチャットで一年経ったいまも月イチのWebセミナーのURLを送ってくれる。

わたしの思考の甘さなのかもしれない。
けど手に付かない仕事、案件を引き寄せられない現状、
これが50万なのか…。
もう少し伴走してくれないと一人立ちは難しい気がする。

もし個人的に仕事を取った場合の契約書はどうすれば?契約云々を仲介してくれるクラウドワークスで、コンペ活動や就職するしか方法はないのか…?
しかしコンペではその道の猛者がいて、勝ち残れないし、
今では仕事を求める人の方が多すぎて、値段も3000円とか安く見積もられ、なんともモチベーションが湧かない。

言いたいのは。
①6ヶ月という短期間で、仕事をしながら独立レベルは相当ムリ
②Webデザイナーとして活躍、できないひとはいっぱいいる (案件獲得までの保証はないからネ)

③PC環境はなるべくMacbookを買って取り組むべし。(メモリ16GB以上はマジで必須。)

そんなところかな。

Webデザインの作業的にはどうなのかというと、
細かな指摘が耐えられない、雑な性格は人は難しいかも。

テキストも文字間の1ピクセル単位で気持ち悪いとか、
微妙にフォントが違うだとか、
正直指摘されてもその感性がわからんし、納得感がなかったりする笑。

一つ直したら、合わせて全部チマチマ直さなければならなかったり、
それで半日以上が過ぎて行ったり。
さらに指摘が入り修正したら、同じ作業が続いていく…ぐったり。
今じゃAIという便利ツールがあるなかで、「やってられん!!」って思う要素も結構ある。

国政のせいで平日の仕事だけじゃ稼げない時代。
副業推奨の先にあるWebデザイナーという職種。
「絵が好きなら」「才能がなくても作れる」といううたい文句もよく聞くけど、やっぱり向き不向きはある!

誰かの参考になれば、うれしい。

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