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NFT教材で人生の逆転を狙ったはなし

こんにちは、るでぃです。
2社目の仕事を辞めてから、ずっと気になっていたNFT転売を始めてみようかと。

X (旧Twitter) でとても回っていたクロフネさんの記事が気になって。
当時2万ほどするbrainの記事を購入し、読んでみた。

NFT転売はこれからが上り調子で、しかも難しい暗号資産の購入方法や、
購入するための市場 (OpenSea) の登録方法、また人気になる銘柄の見つけ方が具体的で革新的に記載してある内容で、
とても分かりやすい。その時点で2万ほどでイーサリアムに換金し、実際にNFTを買うことが出来た。
「これは凄い、わたしでもできるぞ!!」

ただリビール前の買い時のアイテムをどのように見つけたらよいか、わからない。ちゃんと利益を得られない。そう思っていたところに、クロフネさんからLINEからメッセージが届いた。

「コアメンバー…だって?」
「わたしも稼げるようになる…?」

brainで、いままでNFTについて動くことすらできなかった以前の状態から、実際にアクションすることができたことで、わたしの信頼感と期待値は高く、
メッセージの中でbrain購入者の少数制、しかも期間限定というところで、
今思えば、よくある営業文句なんだけど、「これはやるしかない!」という思考になってしまっていた。

コアメンバーは分割可で60万ほど、さらに好待遇な弟子入り契約だと倍以上した気がする。
無職になり貧乏なわたしはコアメンバーでいっぱいいっぱい。
だけども、「あのbrainの内容からして、きっと20倍もの良い情報が得られるだろう!!」と思い切ったのだった。

内容はWord pressのPWの掛かったページを閲覧権限で、中には30程の説明動画がある。また質問等は自己処理するスタンスのもの。(聞けない)
このプログラム始まって1週間ほどで、早くも利益を得るメンバーもいたという。(焦る…笑)

結果としては、1年間で3万ほどの利益は得た。半日はかじりついた状態だったのだが…マイナスの方がはるかに大きい。

参考になるかわからないが、直近のNFT取引のグラフになる。
黄色:NFTの保有者数
紫色:期間内で売買したトレーダー数
濃青:期間内の購入者数
薄青:期間内の販売者数

参考:https://nftgo.io/macro/market-overview

結論をいうと、わたしのNFT転売の参戦は一足遅かったんだと思う。
段々NFTの販売者の割合が減っているように、
以前は購入しても転売する人がいたので、濃青の購入者より薄青の販売者が大きくなっていたのだと考えると、まだ2023年6~7月あたりはまだ良かったんだろう。

後からだがNFTが盛り上がっていたのが2021年ごろと聞いたので、
その辺りはもっと大きなグラフだったかもしれない。

グラフの中の黄色の線であるNFTの保有者数は、右肩上がりな分は自然現象だと思う。資産取引でよくあるように、時間が経てば、大きな問題でもない限り利用者は増えていくものだし。

ただ紫のトレーダー数が右肩下がりなのと、
全体的に濃青の購入者と薄青の販売者が減っているし、

また以前は濃青の購入者より、薄青の販売者が大きく超えている状態が、
いまは微々たる状態。

これは、以前はNFTの購入した銘柄が、転売しても購入者が付くぐらい盛り上がっていたが、直近では新しい銘柄ではなかなか良い転売価値が付かなくて、冷えてる状態なんじゃないかと。
実際には、NFT保有者は増えているので、塩漬け状態で購入したまま抱え込んでいるのではと思える。

言いたいのは、以前は上手くいっていただろうクロフネさんのNFT転売は、
今やNFT市場の状況が複雑化しすぎて、通用しづらいし、市場全体的にも盛り下がっているのではないか。

BAYCとかCyptoPunksのようなビッグネームの銘柄は、まだそれなりに価値はあるが、高額が付きすぎて新参者は入れないし、
新しくヒットする銘柄を探してみても、例えばX (旧Twitter) で、公式認定されているような信頼のおけるNFT製作者じゃなくても一発屋のように一瞬だけ盛り上がるものもあれば、
しっかりホームページを作りこんである製作チームでも全然盛り上がらないケースもある。
つまり、以前までの「チェックすべき」前提情報は、周囲のNFT知識が上がって精巧化し、いまではなかなか判断しにくくなっているのでは。

また日本のNFTの盛り上がり方も特殊のように感じる。
これまでは暗号資産を用いて、公平に代表的な市場内で売買していたものを、日本では現金で購入できるとか、X(旧Twitter) や他のSNSツールからプレゼント方式で渡したり、全然NFTの購入競争が起こらない状況。
なんだか、お店のポイントカードを彷彿とさせるなぁ…なんて。盛り上がらない…。

日本でももっとNFTが市場で出回れば、と思いつつ、なんだかこのまま独自路線を行きそうな気もしている。
独自の販売ルートを各社で設けて、購入競争が起きても転売には至らず、みたいな。

そんな感じで、ここまでNFTについて考える機会を得られたのはありがたいと思う反面、
利益を作れずにいる状況なので、わたしの場合はbrainで留めておけばよかったかもなーと思いました。NFT専門家になりたいわけでもあるまいし。
上記グラフ云々はほんと素人意見なので真偽は自信ないが、体感的にはそんな感じだった。

市場の盛り上がり状況と、そもそもNFT転売目的で銘柄を探すことは難しいと伝えたい。
例えば、株取引は四季報とかそもそも上場されているところで信頼感もあり、企業の開示情報を参考にすることができるが、
NFTの場合は、SNSの口コミやNFT製作者が用意したホームページ等で探すのがメイン。情報の信ぴょう性も疑いながら、将来性を考えなければならない。
有名な企業がスポンサーがついても盛り上がらない銘柄もあるし。

NFTは、海外の発信も含めてSNSでの情報集めが強いひとでなければ、勝てないと感じた。

ちなみに60万の内容は、brainで書いてあることの詳細を加えた感じ。
やっていることはbrainにすべて書いてあるので、作業自体はコアメンバーでなくてもやれる人はやれるんだろうと思う。
今回、わたしの場合は覚悟代にしかできなかったな…利益は出なかったし。



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