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ジャストコラム

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株式会社ジャスト( https://www.just-ltd.co.jp/ )で掲載していた人気コンテンツ「ジャストコラム」をnoteで発信開始いたしました。 創業から50年を超… もっと読む
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記事一覧

時代の流れと共に・・・

私は昭和61年の春、福岡にある大学を卒業し、実家に比較的近い関西の企業に就職したのですが、入社式の当日に発表された配属先は千葉の片田舎の工場。 当時の住友金属鹿島製鉄所(現:日本製鉄東日本製鉄所)や川崎製鉄千葉製鉄所(現:JFEスチール東日本製鉄所)をメインに、その連続鋳造設備などの大型機械の部品を修理・製作する工場でした。 私はそこで3年間、品質管理課で、完成した製品の品質管理を学びます。 その当時は、まさにバブルの絶頂期。 「マハラジャ」に代表される都内のディスコは大変

ジャストコラムのお引越し

新生活が始まる4月、新天地へ引っ越された方もいらっしゃるのではないでしょうか? ジャストでもひっそりと引っ越しが行われました。 ジャストのホームページに掲載されている密かな人気コンテンツ、皆さんはご存知でしょうか? その名も「ジャストコラム」 ジャストのメンバーが思い思い自由に執筆し、ホームページにて不定期に掲載されています。 お客様からも「コラム読んだよ!」とお声がけいただくことも多く、実はホームページ内でもかなり読まれているコンテンツになります。 業界の技術につい

運転で思う事

運転免許を取得し初めて自分の車を買った頃、足回りを弄ったり、エンジンを弄ったりし峠やサーキットなどで、どれだけ早く走れるかを友達と競いあってました。 その頃から割と一般道や高速道路でもスピードを出してましたが、ジャストに入社してからも毎日150km~200kmくらいは運転していたので、目的地に早く着きたいがため、やたらとスピードを出したり、前の車を追い抜いたり今考えると少し無謀な運転をしていたかもしれません。 そんな時、2017年2月28日ジャストコラムに『運転で思う事』と、

消防団への入団

私は子供の頃から乗り物好きで、特に鉄道や車、消防車に興味がありました。 車に興味を持ったのは、物心がつく頃に家がクリーニング店だったこともあり、夕方になると父が配達へ行く車に同乗し、ドライブに行くことが楽しみだったからです。 消防車などの緊急車両が好きになったのもその頃です。 私が育った環境は、港北ニュータウンの工事が始まって間もない頃で、まだまだ田園地帯でした。 裏は田んぼで、今ほどエアコンも普及していなかったため、夏になると窓を開けて寝ていると、カエルの大合唱と蚊の攻撃と

仕事×家事×子育て=人育て

阪神淡路大震災を神戸の実家で経験した私は、安心して過ごせる空間についてとても興味がありました。 前職は設計事務所で住宅の仕事をしていましたが、もっとパブリックな建物に携わりたい!と思い、28歳の時ジャストに転職してきました。 当時は古い構造図を読むこともままならず、意匠図とのギャップ(私が知識不足だったこともあるのですが。。)に毎日必死だったことを思い出します。 現場にも連れて行ってもらい朝から晩まで建築漬けの毎日で、帰宅後は夕食を作ることはおろか、メイクを落とさずに寝て

歴史的建築物と出会って

ジャスト名古屋営業所の建物調査担当者です。今年で入社18年、社会人生活は37年になります。これまで多くのお客様に支えられ、調査業務を続けてこられました。この場を借りて御礼申し上げます。 現在、私は、既存の建物に関するあらゆる調査の営業をさせていただいております。 この18年間で数々の建物に携わりましたが、なかでも昭和初期の歴史的建築物の調査を通じて貴重な経験を重ねることができました。これらの業務では、現況図や構造図の復元、コンクリートや鉄筋の材料調査を行いましたが、そのデ

生活の変化

私は、山口県山口市の生まれである。 山口県といえばフグや瓦そばなどが有名所としてあげられる。 城下町を歩いて歴史に触れながら落ち着けるところや、大自然の絶景や四季を目で見て楽しむ。 そんな観光名所も数多。 人が賑わう華やかさは少ないが、落ち着きのある悠々とした雰囲気が山口県の長所だと思う。 近年では新型コロナウィルスの影響もあり気軽に外出できなくなり窮屈な生活が嫌だと考える方もいるのではないだろうか。物価の上昇も会話の中では常々表れていることだろう。 会いたい

記録より記憶に残る現場

※本コラムは、2022/12/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 「鈴木さん、ジャストのHPのコラム執筆して頂けますか?」 えっ…?私?お願いしている相手間違えてない?何かやらかした?もう?仙台で何人目? 依頼のSlackを見た時はドローンの実技講習中で、その後の練習は動揺してドローンが壁に衝突しそうになりました。 HPにコラムがあることは知っていましたが、これまでコラムを書かれた方は70名ほど、従業員が400人以上いる中

人生初!キャッチコピー

※本コラムは、2022/10/5に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 今までキャッチコピーの必要性にピンときていませんでした。「なんとなく、それっぽい言葉を並べればいいじゃん」くらいにしか思っていませんでした。 でも、いまは違います! キャッチコピーは企業の事業内容や、提供している価値や価値観などをお客様や求職者に与えるイメージそのもので、その企業の本質と言っても過言ではないと思います。 【懐かしい】キャッチコピー5選!

家族介護

※本コラムは、2022/8/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 家族介護って大変。 想像以上に。 私の人生の中の大きな出来事と言えば"家族介護"だ。 母が病気だったため、私が小学生から中学生までの間は入退院の繰り返し。中学からは自宅での家族介護が始まった。 母は、乳がんを患い、私が小学生の頃から入院、治療を繰り返していた。 手術をしたが転移があり、下半身不随に。車椅子での生活となり、要介護3の認定を受ける。

強みを活かす

※本コラムは、2022/6/3に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 「宿題やった?ちゃんと見せて、、、(怒)」 宿題を頻繁に忘れる小学生の長男とのよくあるコミュニケーション。 連絡帳への書き方が忘れる1つの要因だ。連絡帳を見ると「か④・け③」のようによくわからない記号で書かれている・・・。先生から宿題を見てあげてくださいと言われるが、チェックが出来ないので悶々とした・・・。 「どうして連絡帳にちゃんと書いてこないの?明日は書いてき

ごはんの記憶

※本コラムは、2022/4/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 「食べたものが身体を作るのは当たり前だけど、それだけじゃなくて。誰かと一緒にごはんを食べて楽しかったとかおいしかったとか、そういう記憶ってずっと残るから、食べてもなくならないよ。記憶が残るならごはんも残ってるってことだよ。」 丁寧にごはんを作る主人公に向けて「食べたらなくなるのに、なんでそんなに手をかけてごはんを作るの?」という問いを投げかけられたときの会話である。

2019年4月28日~5月4日

※本コラムは、2022/2/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 【前日譚】 日本で『令和』に改元と盛り上がっている頃、私は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(以下:イギリス)の地でその時を迎え、8時間の時差を感じていた。当初はオーストラリアのエアーズロックに登りたく計画を立てるが、都合が合わず断念。次に候補として挙がったイギリスに行くことに決定した。 【イギリスと言えば】 公衆電話ボックス:有名な赤いボックスは残っ

「たかが設備や、だから設備や!!」

※本コラムは、2021/12/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。 仕事が楽しく、なんでもやってやろう。いろんなことを聞いて、見て、覚えたいそんな時代に、客先への口癖は、右腕で胸をひとつ叩いて「まかせてください!!」。 それは、ある異業種から電気設備の緊急対応呼出で出向いた現場担当者から言われた「なんだ、〇〇設備や がきたのかよ、ほんとに何とかできるのか。」が始まりだった。 ◆ ハプニング その1 3.11・東日本大震災(201