マガジンのカバー画像

ジュウ・ショのサブカル音楽マガジン

32
音楽についてサブカルチャー的な視点から紹介・解説。 学術書とか解説本みたいに小難しくなく、 極めてやさしく、おもしろく、深ーく書きまーす。
運営しているクリエイター

#文学

一所懸命に鼻をほじる自分に嫌気がさしたので定期投稿を再開します

「最終更新148日前」 なんとなく眺めていたスマホに、そんなあまりに衝撃的な文面が現れ、思わず鼻をほじる指が深層部で止まりました。 「そんなに長くマガジンを更新していなかったのか」と冷や汗が噴き出したんです。シーブリーズのCMくらい汗出たんです。そりゃもうツツーじゃなくてドバドバと。指は鼻腔です。冷や汗が出過ぎて、鼻奥の変なスイッチ押したかと思った。 作るより前に私は熱心に鼻くそをほじっていた え、148日……? いやいやネタが完全に死んだわけじゃない。おかげさまでい

"不思議ちゃん女性歌手"の歴史|水森亜土から大森靖子までを追ってみた

戸川純、椎名林檎、大森靖子……「不思議ちゃんの女性歌手」という音楽文化は日本において長らく育ってきた。 アングラめいた表現だが、シーンはメジャー、という不思議な広がりを見せているのがおもしろい。カルト的に売れるんだから、いくらヤバい人でもメジャーでセールスをかける。 80年代にビョーキ、90年代以降から不思議ちゃんと呼ばれるようになるこの系譜は、とにかく周りを寄せ付けないほどキャラクターが強い。なので「熱狂的・盲目的信者」を生み出しやすく、それぞれがビッグ・バン的にカルチ

ラヴェルのボレロを解説! 現代の音楽をつくったリフレインの革命

「てー、てれれれれれれてってれてー、てれれれれれれー」と延々にリフレインが続く『ボレロ』は、誰もが知るラヴェルの名曲だ。その壮大さと後半の盛り上がりは中毒性抜群。アドリナリンがどばどば出て、気づいたらもうボレロの虜になってしまう。 私自身、中学生の頃に聞いてハマってしまい「バンドの出囃子をボレロにしていた」というあまりに香ばしすぎる黒歴史がある。完全にハードルを上げすぎて、もうくぐるしかなかった。ボレロについて調べたら、どうやらガクトのライブの幕前BGMらしい。いや、似合う

【自己紹介】私がnoteでやっていること・やらないと決めていること

突然ですが、フォロワーさんからこんなメールが届きました。(送信先は伏せますが、ご本人さまにちゃんと了承をいただいてます〜!) 月に数件ほど、法人だけじゃなくて個人の方からもメールとかTwitterのDMとかをいただけるのですが、正直めちゃんこ嬉しいです。はしゃいでます。勝手に友だちと思ってます。懇切丁寧にお返事させていただきますので、お気軽にどしどしください。 話を戻そう。私「カルチャーを知ると、もっと作品がおもしろくなる」をコンセプトに記事を書いとりますが、そもそも「こ

カルチャーとは?メイン・ハイ・サブ・カウンターの4つの意味を事例で紹介

さてさて、私は「サブカルマガジン」と銘打って、マンガ・アニメ・映画・音楽・映画・美術などなどについて日々記事を更新しています。 ジュウ・ショのサブカル映画マガジン|ジュウ・ショ(カルチャーライター・シュルレアリスム作家)|note映画についてサブカルチャー的な視点から紹介・解説。 学術書とか解説本みたいに小難しくなく、 極めてやさしく、おもしろく、深note.com