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そこにあったもの

時間の多くをSNSに費やすことで、何かが蝕まれている気がしてきて、それが何かは未だわからない。

けれど無性に求めるものはやはり、外の空気だったり、ただぼーっと我に帰る時間であるように思う。

イヤホンからの音楽では無く、公園で聞こえてくる鳥の鳴き声や、テニスボールを打ち返す音
街の中ではただ車が通り過ぎる音。

そんな時代の変化とともに気付かぬうちに失っていってしまった「音」や「景色」を、やはり本能的にどこかで必要としている気がする。