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あの作品でやっと『役者』って言っていいと思った

これは、『鬼の鎮魂歌Ⅱ」同じ回を見た、ある役者さんの言葉。見終わってから1時間位『鬼の鎮魂歌Ⅱ』の話やら色々した。『鬼レク』この作品には私が古くから応援している人が2人いて、見た回はそのうち1人がいぬ丸だった。

『彼』曰く、『いぬ丸いい役者だった。役もいいポジションだし、目を引く人』と言うような印象だったらしい。いぬ丸は、元わらび座。話はそのわらび座に『彼』が客演した時の話になった。

それまで小劇場で演じて来て、わらび座で初めてのロングラン120ステージ程演じた。わらび劇場だから、GW開けると祭りの後のように動員が減る。気持ちが折れそうになったりもしたが、他の役者さんがどうロングランのモチベーションを維持するのかも学んだ。あの作品を経て『俺、役者やってますっていっていいかなと』と思ったんだそう。

あの時は『いい人』の役。そのあと私が見たのは癖のある人。狂気。どんな役でも魅せてくれる人。

このご時世、なかなか上映出来なかった映画『コントラ』の役者としての評価は内外で高い。これからも『彼』は『役者』として生きていく。

今、『コントラ』はAmazonで観られるのが嬉しい。

『後ろ向きで歩く男』間瀬英正

どこかで間瀬さんの演技があなたの目にとまりますように。

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