名建築で昼食を 勝手に関西編(第7話)
現在放送中のドラマ「名建築で昼食を」の勝手に関西バージョン。
妄想6話目はこちら↓
ドラマの7話は山の上ホテル。ホテルの存在は知っていたけれど設計はヴォーリズなのは知らなかった。そして元々はホテルではなく、アメリカ陸軍の宿舎にも使われていたとは。
アールデコの装飾やタイル、階段も美しかった。そしてその空間に映える池田エライザ…いえ、藤ちゃんもまた美しくて見惚れてしまった。
いつか泊まってみたい憧れのホテルだなぁ。
山の上ホテルのHPを見ているとオリジナルギフトがリニューアルしたとのこと。デザインはnendo。
インク壺をイメージした瓶に入ったチョコがかわいい。
さて、勝手に関西編。ヴォーリズ建築は勝手に関西編3話で東華菜館を紹介したしな、ということでオリジナルギフトとクラシックホテルというキーワードで選んでみた。
奈良ホテル
設計は東京駅を手掛けた辰野金吾。上の写真だとしっかりした木造建築で本当にホテル？と思うかも。しかし、中に入ると和洋折衷の重厚な空間。
シャンデリアが灯篭！
ロビーはこんな感じ
100年以上経つこのホテルも米軍に接収された過去がある。数々の国賓が宿泊したこのホテル、アインシュタインが宿泊した際に弾いたピアノがあるそう。
宿泊するのはちょっと敷居が高いけれど、食事やホテルショップでの買い物にと観光がてら気軽に入れる。
ただ、このホテル、観光スポットの春日大社や奈良公園のすぐ近くではあるけれど、歩いていくと歩道が狭くて歩きにくい…（訪れたのはずいぶん前なので今もそうなのかは不明）ここはやっぱり車寄せに車を回してドアマンがお迎え、的なホテルなんだよな。
ランチはティーラウンジでサンドイッチなどがいただけます。
パンケーキが美味しかった記憶が。
山の上ホテルのようにバーもあり。なんとこのバーでは「ナイトスイーツ」が楽しめるそうで。それならお酒が飲めなくてバーには縁遠い私も入れるかも。（バーに行ってケーキと紅茶だけ頼む客ってどうなんだろう…）
ホテル内にあるショップ。こちらでオリジナルの食品やグッズを購入できる。
缶に入ったクッキー
オリジナルの紙製コースターもかわいい
オリジナルの浴衣もあったと記憶しているんだけど、ネットショップでは取り扱っていないよう。そう、ホテルなのに浴衣。もう辞めちゃったのかな？
奈良はここ数年で京都のように外資の高級ホテルがどんどん進出している。でも静かで好きです。奈良。靴底はシカの糞まみれになるので、良い靴は履いて行かないようにね。
写真は奈良ホテルのHPよりお借りしました。
【おまけ】奈良でランチするならこちらもおすすめ。
食堂 竈 （かまど）の炊き立てご飯はおかわり必至の美味しさ。
すぐ隣の囀（さえずり）では薪ストーブのある空間でお茶もできる。
なにより中村好文さんの設計がいい。ストーブに火が入るこれからの時期がおすすめ。
ドラマ第8話は「武相荘」。またまた訪れたことのない場所。そして藤ちゃんの元カレがついに登場！？
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