星で読む「令和」のニッポン。
5月1日からいよいよ新元号が始まりますね。
始めて「令和」の元号を聞いたときには本当にびっくりしました。
令(0)と和(〇)で、00。「∞アストロジー®じゃな~い!」と驚いて、いっきに「令和」のホロスコープ、読んじゃったよね(笑)。
「令和」は2019年5月1日0:00にスタート。その日のホロスコープを見てみると。(一般的にはホラリー占星術を用いますが、今回は通常の西洋占星術(一部∞アストロジー®)を採用しています)
国家が一度、瓦解する?
アセンダントに冥王星と土星が合。さらにはドラゴンテイルまで、ここに組み込まれています。令和の年は日本という巨大組織が一回大きく解体されて、0になることを予感させます。まるで、それを使命にに生まれたかのよう。
さらに冥王星と土星の合は、魚座の月に60度。
法とか政治とか大企業とか国そのものとか…。それらが瓦解することで、日本人の魂はレスキューされるという構図。ただ、潜在意識の深いところではレスキューであっても、わたし達のアタマの意識では「強い葛藤」として表れるかもしれません。
大きすぎる夢を、等身大に縮小する
海王星、木星、火星、月もまた、Tスクエアを組んでいます。
魚座の海王星と、射手座の木星は、どちらの天体も「一番元気に働くサイン」に在。海王星も木星も「夢・広がる」と言う意味がありますから、わたし達日本人は一度国が大きくゆらいだあとに、夢と希望を持って立ち上がる、とも読めるでしょう。
さらにそのエネルギーは、射手座の対抗、双子座の火星を通り、魚座の月に戻ります。
大きく膨らみすぎた夢は、火星のけん引力に託され、双子座的な「等身大の理論」に落とし込まれます。さらに月へと移行し、「人の日常」へと影響していく。
このTスクエア、海王星→木星→火星→月の流れを見ると「ちょっと人間の頑張りが必要だな」と感じます。(個人的には頑張るの嫌いですが、あくまでもホロスコープの印象ねw)その頑張りを、別の角度から見てみましょう。
心の曇りを、どこまでもクリアにすると言うこと。
実は、このホロスコープを見た最初の印象は「日本人の霊性が試されているわね~」と言うものでした。何故かと言うと「潜在意識が数パーセントの誤差も無く、クリアに現実化する」と読めるから。
スピリチュアルな業界では「二極化が進む」と言われていて、わたしはこの発想があまり好きではありません。
そもそも「ワンネスへと上昇する組」と「二元化へと下降する組」と言う発想自体が二元論であり、「突っ込みどころ満載やで」と思うからです(心の中ではちょいちょい方言が出ます)。
とは言え…。
心深くで「自分は、価値の無い人間だ」と思っていればそれが現実化し、「自分はなんて素晴らしい存在だろう」と思っていれば、それが現実化する。
心 = 具現化
のスピードがめちゃくちゃ速くなってるのは確かで、魂をクリアにした人、しなかった人で、二つに分かれると言いたいのも、分かる気はします。
でも、自分のペースでやればいい。
どんな心の状態でも「自分の今」を大切にし、その心の状態が現実になるなら、仮に「悲しい現実」を引き寄せても、そこから学べばいいだけの話です。
と言うか、これだけ学びのスピードがアップしているんですから、誰だって成長まっしぐらです。
日本人が大きく成長するために、国は揺れ、夢が生まれ、そうして表れる現実に「自分の今」を見つける時代。多くの日本人が、スピリチュアルを自でいく時代が始まろうとしています。
星を使うことは自分を大好きになること。あなたの星、使ってる?ではまたね(*‘ω‘ *)
占星術家 木星
魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の著者。書籍での独学は難しいと言われる西洋占星術を、知識0の状態から読み始め、「即日使える」レベルにまで習得できるマスター本です。moccuma.net では、第一章からすべてを試し読みいただけます。