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【レムリアが持つカルマ】

この記事はレオナ小静さんとの往復書簡日記です。

小静ちゃんの前回の記事「カルマ解消は愛だね」を受けて。

カルマを、どんないきさつで選んだかは、マジで人それぞれなんだよね。

わたしはゴリゴリの地球体験者で、たぶん何100回と地球に生まれてるんだけど、不思議と友達は地球一年生や、「まだ5回目」みたいな子が多いんよな。小静ちゃんみたいに。笑

そこからの流れで、「人はときどき、あえて悪役をやるために生まれてくる」今回はこのテーマを書きたくなったよ。

今から言うことは賛否両論あるだろうけれど。

ごく稀に、あえてこの地球に悪役をやるために生まれてきた魂っている。サイコパスな犯罪者や、戦争の引き金を引く政治家など。

(むろん、その人個人の巨大なカルマに押しつぶされて、望まない〝罪〟を犯してしまう魂の方が、多いだろうけどね)

わたしはカルマって言葉が、実はあんまり好きじゃないから「やり残した分離体験」と、言ったりするんだけど。

ある魂グループ(ソウルチーム)の「やり残した分離体験」があって、その体験に悪役が必要なとき、誰もやりたがらないその悪役に、あえて立候補する。

そんな奇特な魂も、ごく少数だけどいるんだよな。

わたしは過去世、レムリアに生きた記憶がものすごく濃厚にあるのだけれど。

(木星が乙女座、海王星が魚座で180度を迎えた2015〜16年、たまたまそのアスペクト上に自分の金星が在し、突如としてレムリア時代に生きた頃の記憶が鮮明に蘇った経験がある)

レムリア人の、愛と分かち合いの思想は素晴らしいし、わたし自身の魂に大きな影響を与えてはいるけれど。

同時にレムリアのソウルチームは、かなり多くの「やり残した分離体験」を抱えているな、とも感じてる。

スピリチュアルな人たちの中に「レムリアの頃の記憶」を持つ人って結構多いのだけど。

彼らの主張の一つに「行き過ぎた文明や暴力によって、アトランティス人に攻め滅ぼされてしまった」と言うものがある。

でもこのアトランティス人こそまさに、レムリア人のために一肌脱いで、悪役をやってくれた魂たちなんだよな。

じゃあ、祈りの力を純粋に信じ、愛と分かち合いに生きたレムリア人が、地球で何を体験したかったかと言うと。

シンプルに言ってそれは「怒り」だったと思う。

豊かな愛を懐に持つほど、それが粗雑に扱われたとき、大きな怒りが湧く。

自分たちの持っている愛の大きさを知りたくて、今まで感じたこともなかった「怒り」を味わう。そして、明確にNOを言い、自己主張する。大切なものを守るために、最大限にわがままになる。

これが、レムリアの魂が望んだ、地球体験の青写真だ。

おそらく、まったく未体験の「怒り」を味わうためには、自然破壊とか、暴力とか、蹂躙といった体験が、必要だったんだろう。

そのために、アトランティス人たちは、相当過酷な人生を選択し、生まれてきてくれたのだ。

げんに、今の時代に生きるレムリア系の人たちは、

「しっかりと怒ること」
「自分の中のネガティブな感情(嫉妬とか憎しみとか)を認め、受け入れ、ゆるすこと」
「怒りを含む、豊かすぎる感情のアップダウンを楽しむこと」

こうしたテーマを持っている人たちが、本当に多い。

裏を返せば、怒りや暴力性を押し殺し、どこまでも聖人になろうとして、自らの豊かな感情に蓋をしているタイプの人が、本当に多いのだ。

少し話がそれたけど、こんな感じで、一見すると「明らかにあの人、悪人じゃん!」と思える人だって、その役割をわざわざやってくれている可能性がある。
(決して多くはないけど)

そうなると、世の中のどんな人物も、ジャッジするのがバカバカしくなる。

誰もその魂が、何の目的でこの世に生まれてきたかを知らない。当人すら記憶もない。

だからわたし達は、他人の人生を分析したり、ジャッジしているヒマはなくて。

できるのはただ、今の自分が「何をどう感じているか」を、しっかりと味わって、受け入れてゆるして、やっていくことだけなんだよな。

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