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【6/21夏至】あなたの中のオトコの死

6月21日5:51 夏至

夏至は1年で最も昼の時間が長くなる日で、
西洋占星術では太陽が、
かに座0度に差し掛かかった時点を示します。

「夏に至る」と書いて夏至と読むように、
ここからが夏本番。
植物はぐんぐん大地に根を伸ばし
空には枝葉を伸ばしていく。

ゆえに、夏至は生き物たちの
最盛期を象徴するんですよね。

だけど今回の夏至は、なにかの「最盛」期、
と言うよりは「再生」を思わせる。(ダジャレw)

わたし達の中の「古いオトコの死」。

そして、その背後で「新しいオトコの誕生」が
着々と進行している、そんな印象なんですよね。

アセンダントは、かに座に位置し
「生まれる」を連想させるし、
太陽には海王星と冥王星が角度を組んでいる。

なにやら宇宙レベルの大きな意図が、
わたし達の意識に差し込んでいると感じます。

海王星・冥王星:宇宙の深淵な意図
かに座0度の太陽:意識が目覚め、育まれる

わたしは昨日まで
引っ越しでバタバタだったのですが、
その間、パートナーとのケンカが絶えなくて。

段取りや手際の悪い彼に
ひどいブチ切れ方をして自己嫌悪に陥ったり…。

そんなやり取りの中で
またもや自分と父との関係性を思い出していました。

左脳偏重だった父に、褒められるために
「理論的で、手際のよいわたし」
を目指し続けてきたこと。

だけれど、そもそも
わたしの直観は、感覚は、右脳は、
左脳の持つ「言葉」とか
「時系列的思考(段取り)」とか言う
武器を一つも持たない。

にもかかわらず
その土俵で無理やり頑張らざるを
えなくて、失敗すれば
「ごめんなさい」と頭を下げるしかない。

なかば強引に「左脳の土俵」で戦わされて、
上手くやれないときには
謝罪し続けてきた今までの人生に、
今更ながら激しい怒りを感じておりました。

そしてやっと、
「ああ、手際の悪い彼にイライラするのは、
幼い頃の手際の悪かったわたしを、
ゆるせていないからだな」
と気がついて、涙したりしていました。

やること一つ一つに
「意味」や「目的」を持たなくとも、
手際なんて悪くっても、
本当はもっと直観的に感覚的に生きていきたい。

「そのわたし」をいかに守って、
いかに「そのまんま」で生きていくかを
真面目に考え、行動していく。

左脳がいきすぎた社会との繋がりを断つ、
とかじゃなくて、
周囲の人たちにも理解してもらって、
助けてもらって、いつくしまれて生きていく。

わたしの中の左脳は
自分の右脳にムチふるうんじゃなく、
右脳を守って、愛して、周囲との橋渡し役になって、
そうやって力を発揮するんだ。

と、ひしひしと思えて震えていました。

そして、そのように感じ始めてから急速に伴侶が、
サポーティブに的確に動き始め、
いわゆる「手際が良く」なるから本当に不思議です。

皆さんはどうでしょうか。
自分の中の「古いオトコの死」を感じているでしょうか。
「新しいオトコの誕生」は?

どうか、じっくりと感じてみてくださいね。

木星より。


魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の著者。書籍での独学は難しいと言われる西洋占星術を、知識0の状態から読み始め、「即日使える」レベルにまで習得できるマスター本です。moccuma.net では、第一章からすべてを試し読みいただけます。