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小学校時代の話1

小学生のころ僕は、笑顔を忘れた。
ある日突然、僕から笑顔がなくなった。僕の苗字は珍しいのでそのお蔭でいじめの対象となった。僕もそれまでは笑顔あふれる少年だったことを覚えている。
けれども、いつしか僕は周囲から疎まれて周囲との繋がりを避けて居場所は図書館が多くなってきた。
僕は曲がりなりにも運動神経が良い方ではなく、運動音痴だった。
駆けっこではいつも一番最後、跳び箱なんてできず、逆上がりすらできない子供だった。だから、勉強に励んだ。

小学校の時代なんて運動上手、勉強ができる人間とその2通りで英雄になれる。
僕は後者を目指すことにした。まぁ、うわべでの笑いや人間関係を続けることになる。
しかしね、結局は力、喧嘩が強い人間が集団を束ねるのだ。僕は腕っぷしは最悪でいつも泣いていたんだよ。そして、集団行動でイジメに走るのだ。
トイレに入れば、上から汚水をかけられる。上履きに押しピンが入れられるなど相当陰湿なイジメを受けていた。

僕は、姉と2人姉弟であったのだけれど、姉は、僕と違って運動神経抜群、勉強も一番。だからお嬢様扱い。いつも姉の後ろで泣いていた。
きっと、「みんなに復讐しやる」と悪魔に心を売った。
そういう時代の小学生生活、苦痛と悔しみの毎日だった。その頃から僕は、心から笑うことを失った。

両親は厳格な人で「イジメられるなのは自分自身が弱いからだ」と一点張り。学校の先生も何もしてくれはしない。
親や先生にも見放されて自分で何とかして学校生活を送るしかなかった。僕は、陰でもう一人の人格を育て始めた。別人格の僕は…。
これが、小学校時代のあらましである。

これから、詳しくなそう…。

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