暗闇

皆様、おはようございます。今日も寒いですが、頑張っていこうと思います。いつも感謝の気持ちを忘れずにを、胸に秘めて。

それは、突然の出来事だった。当時22歳の僕は、職を探すという名目で、遊んでいる日々を過ごしていた。前回、実家を飛び出してから、一旦は友達の家に寝泊まりしていたが、流石に長期に渡ってというのも、自分でも嫌気がさし、いとり暮らしをする事になる。

しかし、まとまったお金もないのに?どうして、できたのって疑問になると思いますよね。そうですね
消費者金融に手を出す事に、その時点での借金の総額なんて、把握していませんが、もうお金を借りる事への抵抗感や、罪悪感などなく。勿論、お金を返す能力などない。

当時は、今と違い多少審査が甘いといった事も、僕の異質な行動に拍車をかけたのだと思います。仕事はしてないので、なんと、自分で給料伝票を作成し
提示すると、見事に審査合格する事に。

そのお金を元に、マンションを借りる事となる。
ワンルームで、光熱費全て込みで5万円という、怪しいマンションではあったが、お構い無しで入居しました。そこでの生活は、ほぼ寝るためだけだったと、記憶しております。

そして、運命の日が...

あれは、夏の暑い日でした。僕は、日付けが変わろうとする頃に、原付きで友達の家に遊びに出掛けていきました。そして、楽しい時間を過ごし、おそらく、夜中の2時頃に友達の家を後にしたんだと思います。

とにかく、暑い日でした。熱帯夜でしたので、喉の乾きを覚えて、いつもとは、違う道を使いました。
少し、抵抗感はありましたが、やや近道で、とある公園を横切るルートで、そこの公園は何度も行っていたので、道順は把握しており、そこの公園は外周をランニングする人達も、複数いたので通る事にしました。自販機の位置も分かっていたので、自販機の前で原付きを止め、ジュースを買おうとした時でした。突如として、暗闇へと突き落とされる事へ

後ろから声が「おい!どこのチームや?」と不穏な声が聞こえました。瞬間で、あっ絡まれたなと悟りました。と言うのも、そこはあまり治安が良くない所だと聞いてましたし、時間帯も時間なので、それで、その道を使うことを躊躇したのです。

その声がして、すぐに振り替えると3人の見るからに不良といった感じで、「どこのチームや?」と明らかな殺気にも似た様子で、何度も連呼していました。僕は、その時点で頭で最悪の事態を想定内に
すると共に、下手に「ごめん、ちょっとジュースだけ買ったら、すぐに帰る」と大事にならないように
配慮した声かけをしました。

しかし、彼らは一行に聞く耳を持ちません。その時の心情としては、相手は3人なので、切り抜けられるといったような感覚でした。というのも、当時スポーツジムに通っていたこともあり、少しは自信があったのだと思っていたからです。

次の瞬間、リーダー各の男が爆発的寸前なのを感じ取れました。しかも、その男は明らかに、何らかの薬を使用しているかのような表情て、まともに話しが出来る状況ではないと確信しました。また、不運なことに、僕は、自販機の横にトイレがあるんですけど、そこの壁を背にしていたため、逃げようにも、男達とのバトルは避けられないとも確信しました。そして、もうひとつ運が悪い事に、男の一人が
鉄パイプを所持していたことです。

ここまでの、所要時間はおよそ5分間ではありましたが、凄く長く感じていました。そして、緊張感と針積めた空気感、この先起こりうる壮絶な幕開けの序章にしか過ぎない事は、まだわからない状況で

ただ、道順を変えたことを後悔したを鮮明に覚えております。

次回に渡りますが、壮絶で苦痛と屈辱的な時間を更新していきたいと思います。