動画オーディションってどう撮る?
こんにちは。
今日は去年から一気に増えた、
動画オーディション
について、一つの見方を書いてみたいと思います。
様々な質問を受けることがありますが、
この動画オーディションを、どう撮ったらいいか分からない!
という声が非常に多いですね。
僕も実際に動画のオーディションをやることがありますが、
見たいところが見れなくて、困ったな、と思うことがあります。
今日は最低限のポイントについて触れたいと思います。
これを押さえておくだけで、1次審査はかなり突破しやすくなりますよ!
※主に撮り方の指定が無く提出を求められた時のコツです
※審査側から、指定がある場合には、必ず意図を組んでその通りにやりましょう。
その1
全身サイズの場面を作る
動画審査で、審査側が感じれなくて困ることの一つに、
全身のフォルム感
があります。
動画では、主にバストアップの状態が増えますから、
それだけでは全身のイメージを感じることができません。
これは、対面のオーディションとの大きな違いです。
審査側は入ってきてすぐに総合的な雰囲気を見ることができますが、
動画では、顔を中心とした骨格しか見ることが出来ません。
オンラインや動画のイメージと、会ってみたら全然違った、ということは良くあることなので、それをなくすために、
最初から全身が移るタイミングを作っておくとよいでしょう。
動画審査にもさまざまで、取り方の指示があるものに関しては
幾つか撮って送って、とあり、
その中に全身が入るようなものが課題になっていることが多いです。
(全身を入れて、と書いてない場合も多い)
逆に何も書いていない場合には、
人数を一気にぐっと絞る意図などもあったりするため、
パッと見た瞬間にほとんど決まることも多いです。
なので、1本しか出せない場合の動画でも、
・名前の挨拶だけでも全身を入れる
・課題の中でわずかに全身が映る部分を作る
が工夫できると、短い時間でたくさんの情報を提供することができます。
その2
正面のバストアップを入れる
これは、当たり前に皆さんできている場合が多いですが、
意外とやれていない人もいます。
誰もが、正面から見たビジュアルイメージを見たいものです。
公的書類や履歴書、プロフィールも、正面の写真があるはずです。
たくさん考えすぎて、ずっと横向きの状態で送ってくる人もいますが、
これは非常にもったいない。
横顔を見せようとするアプローチ自体は素敵です。
色々な角度から見せられるように作ることはとても工夫だと思います。
しかし、メインを正面に持ってくることを忘れずにやって欲しいです。
最初、横向きから始まって、
画面の方に向いて知人に話す、
のように、
カメラに向けての対象を大事なもので作ると、
正面に向かって演技している時間は多く作れるものです。
闇雲にカメラ目線を意識しただけの演技も、
意味を持っていないので不自然な印象を持ちやすいです。
その3
自然な対象を作る
その2の最後でも触れましたが、
何をどこに向かって話したいのかをハッキリさせることが肝心です。
一人セリフでも会話ものでも、
何となくのカメラ目線で元気よく話しているだけでは、
お芝居としてのコミュニケーション力は届き切らない場合が多いです。
※ただし、幼稚園生、小学校低学年までは、場合によって「カメラ目線で元気よく」の方が大事なことも多いです。
お芝居をしっかり届けたいのならば、
最低でも4Wははっきりしておきましょう。
when = いつ
where = どこで
who = だれと
what = 何をする(している)
カメラ目線なのか、そうでないのか、の部分もハッキリさせて、
何処に、どんな対象を取るかをはっきり決めることはとても重要です。
(どこに誰がいるのか、どこに何があるのか)
そうすると、そこへ向けてはっきり喋る意思が持てるので、
目線がキョロキョロすることも少なくなってきます。
相手の顔や、景色だったりも想像しやすくなってきます。
そうすると、それらを感じて、表情にも表れやすくなってきます。
結果、その人のナチュラルな魅力が届きやすくなってくるのです。
以前のオーディションについてでも書きましたが、
一番大事なのは、本人の持っている素材の魅力を正しく(そのまま)届けることです。
本人らしい想像ができる対象の取り方を気にしてみて、自然になるようにしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
簡単に紹介してみましたが、いつもやれている事でしたでしょうか?
苦手だなと思っていたり、いつもどう撮ればいいのか悩んでいるティーン以上の方も、
どう撮ってあげればいいのか悩んでいる子どもの保護者の方も、
困ったら今日から実践してみましょう。
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それでは、
本日も良い午後をお過ごしください✨
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