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パクチージェラートは如何?

異常な暑さと湿度の高さで、冷菓がバカ売れしている。
シャトレーゼのチョコバッキーは年間1000万本以上の6億円をたたき出し
赤城製菓のガリガリ君シリーズは年間合計1億本以上売れているらしい。
アイスクリームは凍っていると甘さを感じないが解けると砂糖の塊だ。
健康管理上は、心して市販のジェラートは包装の裏を見て加減したい。

さて、クワンチャイでは主としてタイの甘ーい完熟フルーツを冷凍輸入して
出来る限り砂糖を入れず、膨張剤等の化学物質を使わないで繋ぎには植物系ゼラチンを使用して、上品で美味しくて身体に優しいジェラートを自社生産している。今まで製造した種類は優に20種類を超える。主として製造しているのは、マンゴー、グアバ、タマリンド、そしてパクチージェラートだ。

このクワンチャイオリジナルのジェラート作りは、製造工程は、事前の仕込み、パステライザーでの攪拌、ジェラートマシンの稼働、抽出機によるパッキング、そして機器の滅菌、消毒、清掃と優に8時間は優にかかる。今は中型のイタリア製ジェラートマシンを2台フル稼働させて少し楽になったが、昔は小型の店舗用のマシーンを夜に枕元に置いて、2時間ごとに起きて製造していた。一度、プライドの高い社員にジェラート製造を頼んだが、シンキ臭さと、前後の作業工程が面倒くさかったと見えて会社を辞めてしまった。

さてパクチージェラートは自社生産の他のジェラートと比べてフルーツが原料ではない。そう 好き嫌いの激しい パクチーが原料だ。当然ながら水とココナッツミルクと糖分と繋ぎを使い、臭みけしに某フルーツで出来たブランデーをアルコールを飛ばして加えている。イタリアはジェノベーゼジェラートがあり冷製カッペリーニにかけて食べた事を思い出して製造を始めた。
パクチージェラートは好事家には好評で定期的にバルクで注文をされる。

解毒作用があり、健康にも良いパクチージェラートを冷やし素麺に入れても中々いける。勿論、パクチージェラートを入れた酎ハイも捨てがたい。
どうぞお試しください。

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