必要以上の親切は相手の負担になる？

＊僕自身の気付きや反省という意味以外の意図はありません

先日、前髪カットにきてくださった方がいたのですが
その方は２週間後にすでに予約を取ってくださっていて
それでもその日結婚式のヘアメイクのリハーサルがあるからということで
「予約日よりは早いけど、前髪だけお願いしたいです。｣ということでした。

そんなのは余裕でOKですし
むしろ２週間後にくることがわかってたので
前髪カットの料金は結構ですよーと言い、
ものすごく申し訳なさそうにしていたけどそのまま帰って頂いた。

そして予約当日来られた時に
前髪カットの料金をはるかに超える差し入れを
「これ、前回のお礼です」と言って渡してくださった。
（ほんとにめちゃくちゃ良い人なんです！！）

その時に僕は「うわっ、失敗したなー！！」と思ったのですが

なんでかと言うと
こんなこと言うのもどうかと思いますが
僕の中の下心では
前髪カットのお金をもらうより、ありがとー！と思ってもらって
これからも長くお付き合いができた方が圧倒的にいい。と思ったから
そのまま帰っていただいたのですが
（普段は前髪カットは1100円頂いていますが、２週間後に予約を入れて頂いていたことと結婚式のリハというお祝い事であったことなどから特例としました。）

結果、このことが原因で結婚式前というめちゃくちゃお金がかかるタイミングで
本来使わなくていいお金を使わせてしまいました。

もちろん、その方もそういう風には考えていないでしょうし
僕としてはまた全く同じ場面があったら同じようにするかもしれませんが

人によっては”有難い”が
”申し訳ない”に変わってしまうんだなーという気付きになりました。

とてもニュアンスが難しいのですが
人が親切を親切として受け取れる大きさは人によって全然違って
必要以上の親切は相手に負担を与えるのかもしれない。


本当にいい人だからこそ
良かれと思ってやった事とは言え
気を使わせてしまって申し訳なかったな、、、
と反省しました。

でも、そういうお客様を持てて幸せだなとも思います