催眠術にかかった話 2
某アプリで催眠術かけられる人を探していた時のお話です。
前回までは、リラックスして催眠術がかかりやすい状態になりました。気になる方はこちら
「では右手でキツネを作ってください。………では指先にぎゅーーーーっと力をいれて……………その指先をじーーーーーーっと見てください。」
…………
「じーーーーっとみてください……指先に集中して……だんだん集中力が高まります………。はい、では指先を離さず力を抜いてください……」
…………
「………はい!あなたはもう指が離せなくなってます!」
………?
指が離れんやんけ!!
頭では離すイメージはできるし、離そうと思えば離せるはずなのに、外れない!!
これ文章にしたら伝わりにくいけど、離そうとすればできる!あと指先を動かせばいける!!
まではできるけど、感覚のどこかで「まあ離さなくてもええやん?」みたいな気持ち?指示?が出されてて離れない。
「はい、僕が指を鳴らすと指が離れます。3、2、1(パチン)……もう離せますよ。指を楽にしてください。」
離れるやんけ!!!えーーーすごい!!!
これは運動を支配する催眠術でほとんどの人は頭ではわかっているけど、身体が「まあ、その通りにすればええやん?」みたいな気持ち?があって言う通りになってしまうとか。
「では次はお水を用意してください。………水の中の見やすいところをじーーーーっと見てください。ずっと見ていると集中力が高まります………。」
…………
「集中して見ていくと、この水がお昼に飲んだカルピスに思えてきます……この水を飲めばカルピスの甘味や、酸味が口に広がっていきます……。」
…………
「僕が3つ数えるとこの水がカルピスになっています。3、2、1(パチン)………はい、飲んでみてください。」
………?
あ、甘………水やんけ!!!
えー変わってない。
一瞬カルピスだったけど、普通に水。二口目も水。あれー?
「変わってないですか?ではもうすこし深くかけて見ましょう。またじーーーーっと水を見て……集中力がどんどん高まっていきます………。」
…………
「口に含むとカルピスの香りや、まろやかな風味、味を感じます……もっと鮮明に感じるようになります……。」
…………
「僕が3つ数えるとこの水がカルピスになっています。3、2、1(パチン)………はい、飲んでみてください。」
…………
さっきよりも水やん。
どうやら味覚を変える催眠術は私にはかかりにくいようです。
このあとは私の名前を取られて言えなくなったり、立ち上がれなくなったり、私は運動を支配する系はかかりやすいんですが、五感を制限するものにはかかりにくいようで……
今回はここまでやって終わりました。
ちゃんと催眠状態を解いてもらいました。
催眠術って本当にあるんですね。
新しい世界が知れてよかったです。
やりとりを続けていたら、直接お会いする機会があったので今度は直接催眠術をかけてもらいます!
続きます