ポジウィル認定講座Day2

主訴理解


主訴とは:キャリア自律のために相談者の最たる悩み
玉ねぎの芯のようなもの
→2段、3段と解す(剥いてあげる)と”真の悩み”が見えてくる。そこにタッチ出来る様、相談者と信頼関係を構築しつつ、受容と共感により解すようなイメージ。

・何に悩んでいるか分からないパターン:8割
・悩み(課題)がズレている
→概ね、この2つに集約
★何に悩んでいるのか分からないケースが8割もいることに驚き。相談者はとても辛いのだろうなと実感。

4階層の要素

  1. 心の土台(自己肯定感・自己効力感)

  2. 自己理解(人生:強み・弱み・モチベーションの源泉)

  3. 現状理解(仕事:適職/実績・アピールポイント、市場価値)

  4. 未来設計(数年後に人生でどうありたいか言語化できている)

何に悩んでいるか分からない→何に悩んでいるかが分かる状態へ
★悩み、不安、反芻思考をリセットして、人生を生き直すことが出来るようなベース(心の土台、強み/モチベーションの源泉)を再構築できる様にする。おそらく”思考の癖”や”認知の歪み”のようなものをリセット/成仏することになるので、とても重要なステップと理解。

掘り下げのポイント

  • 事実(できごと)

  • 感情(気持ち)

  • 欲求(願い)

掘り下げのゴールは、欲求を引き出すこと。ベクトルを自分に向けてあげること

「人生」という車の運転をサポートするイメージ
・相談者:運転席
・支援者:助手席、ハンドルは握らない
 目的地やカーナビのルートが分からない相談者に対して、助手席から相談者と同じ目線で、フロントガラスを見ながら、受容と共感を示しながら、「人生」の目的を解してあげる。
★支援者と相談者の隣に座り、寄り添うけど、ハンドルは握らない。分かりやすい例えですね。

主訴理解ロープレの気付き
最近モヤモヤした話をトピックに実践。
相談者の言葉と表情にギャップがあり、そこをI messageで指摘することで、相談者が何にモヤモヤしていたか辿り着き、違和感を指摘する重要性を実感。

インナーチャイルドワーク

過去の経験と向き合い、昇華させることを目的としたワーク
主にネガティブな体験にフォーカスして実施する、このワークにより、心の土台を構築する

★とても難しいデリケートなトピック。自分の言葉で理解すると
「自分を形作っていたものを棚卸&顕在化させ、一旦受容し、第三者目線で、しゃあないなと成仏させる」そんなプロセスと理解。

自分に当てはめると、母親との関係性に行き当たり、よく言えば期待、悪く言えば過干渉に応えることに、一人っ子の自分は逃れられず、様々に思考の癖に影響しているなと実感するところである。

講義では、以下の様な話があり、思考の癖も含めて、メタ認知して、受容してあげればよいと気付き、気が楽になりました(支援者の観点から、すっかり相談者の目線ですが・・・🤣)
・思考の癖は誰もが持つものであり、ゼロに出来ないのでうまく付き合う
・調子が悪いときに発動しがち、バロメーター的なもの
・メタ認知:心の筋トレ。「イメージ(絵、画像)」として残っていることを深掘る。反芻やトラウマをリセット

持ち味ヒアリング

その人が持つ特性、良い側面、持ち味を引き出し、言語化すること
本人が気づいていないことを引き出す(ジョハリの窓)

ロープレによる気づき
 支援者ロールからは、仕事のエピソードから、ポイントとなるキーワードをいくつか特定出来たが、もっと感情面からモチベーションの源泉を掘り起こせばという反省が残った。キーワードがすんなり出る様、オプションも増やしたい。
 また、支援者および相談者ロールから共通して、”当てに行く”、”寄せに行く”面が一部出てしまうことと、その答えが合う/合わないのモヤモヤが多少生じたが、当てる必要はなく、すり合わせる/違っていても良いということが分かり、このヒアリングを通じて、相談者の内省や気づきに繋がれば良いと理解した。

その他所感

今回もとても楽しく受講できました。この1週間、新たな学習にアドレナリンが出過ぎて、ようやく枯渇して、少し疲れも感じてきたので、マイペースで継続して、勉強していこうと思います

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