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#2.お部屋探し気を付けるポイント5選

こんにちは。

東京はまた雪の予報が出ているようです。

受験シーズン真っ只中ですので、受験生の皆さんには是非最後まで頑張っていただきたいです!応援しています。

そして、受験が終わるとお部屋探しに奔走する学生さんが増えてくることと思います。

新生活に向けて2月、3月は最も賃貸業界が忙しくなる時期です。

そこで今回はお部屋探しに関する情報をお届けしたいと思います。

初めてお部屋探しをする学生さんはもちろん、これからお部屋を探したいという方に向けて気を付けるポイントをご紹介いたします。

参考になれば嬉しいです。

お部屋探し気を付けるポイント5選

  1. 予算を明確にしよう

  2. ここだけは譲れないポイントをランク付けしよう

  3. 物件は必ず内覧しよう

  4. 住むエリアは総合的に判断しよう

  5. 不動産屋さんの手口にハマらない!

それでは順番に見ていきましょう!

1.予算を明確にしよう

まずお部屋探しに大切なのは何と言っても予算!です。

そして、予算には2種類あります。

①引越し費用や礼金、仲介手数料といった「初期費用」

これは部屋に住むために最初にかかる費用です。

それぞれ解説します。

引越し費用:引越し業社に支払う費用。荷物の量、搬送先、時期によって金額が大きく異なります。特に引越しシーズンの2月、3月は割高になりやすい。時間に余裕があれば、何社か相見積もりを取って最もお得な業社に依頼しましょう。

礼金:不動産会社やオーナーに支払う費用。通常、家賃の1ヶ月〜2ヶ月分などに設定されていて、退去時に戻らない費用です。

敷金:家賃の1ヶ月〜3ヶ月分程度。ペット可能物件や都心の物件などは高めの設定。退去時に原状回復費用と差し引きされて、差額が戻る可能性があります。
最近は、敷金0円で間取りに応じたルームクリーニング費用だけの物件も多いです。

仲介手数料:不動産仲介業社に支払う手数料。
賃貸の場合、「家賃1ヶ月+消費税」が上限。
家賃0.5ヶ月分の場合もありますが、一律で家賃1ヶ月分としている会社が多いです。住み替えキャンペーンとして、仲介手数料無料とする会社もあります。

鍵交換費用:鍵の種類、不動産管理会社によって鍵の交換費用がかかります。
相場は1〜3万円です。

ルームクリーニング費用:退去にかかるルームクリーニング費用を最初に収めるケースがあります。業社に確認してみてください。

また、住み始めの月の家賃の日割計算分と翌月の家賃、共益費(管理費)を一括で前払いする場合があります。

これらの費用を合算するといくらになるか事前にしっかり確認してみてください。

②毎月の家賃、共益費

家賃は間違いなくあなたの毎月の固定費となります。

多くの情報サイトなどでは、「家賃は月収の3分の1を目安に」と言っています。

しかし、毎月の収支は人それぞれです。

本当に3分の1で大丈夫か、現状の支出を考慮して総合的に判断してみてください。

特に車を所有している場合と電車移動にする場合とでは、月々の固定費は変わってくるかと思います。

また、無駄な固定費はないでしょうか。

お部屋探しを機に見直してみるのもオススメです。

格安SIMへの切り替え、無駄なサブスク契約の解除、保険の見直し等々。

また最近は、インターネット無料物件などもあるので、現在のネット料金が引越しを機に浮く場合もありそうです。

2.ここだけは譲れないポイントを明確にしよう

これ意外と重要です。

できれば紙に書き出してみることがオススメです。

次の順番で進めてみてください。

STEP1.ポストイットなどに理想の条件を書いてみる。何個でも。

STEP2.優先度をA,B,C順に分けていく。

STEP3.特に譲れないポイントを残す。なぜ、その条件が譲れないのかを考える。

すると、じぶんの部屋探しの指針が見えてきて、不動産屋さんにも明確に要望を伝えることができます。

例えばこんな感じです。()は理由。

A.①専有面積40m2くらい欲しい。
(今のお気に入りソファーを置きたい、家具家電を置くにはこれくらい必要)

②宅配BOXがある物件がいい。
(Amazonやネットで買い物する機会が多く、帰りが遅いから。)

B.①家賃10〜12万円まで。
(今の家賃が10万円。ただし、支出の見直しで12万円までなら可能。)

②駅まで徒歩10分
(今の住まいが徒歩15分程度なので、もう少し近いと嬉しい)

③近くにスーパーかコンビニがある物件
(いつも駅前まで買い物に行くのが地味に大変だから)

C.①南向き物件
(できれば明るい部屋がいいから)

②1階は避けたい。
(防犯上、2階以上がいいから)

こんな感じです。

A,B,Cはそれぞれ2、3個の要望にしておきましょう。

あまり多すぎると理想が高くなりすぎて、見つからなくなったり、予算がオーバーしてくるので注意です。

また、物件探しをするうちに新たな要望が出たり、これは譲歩してもいいかな、と思えるものも出てくるので、柔軟に考えていただくと良いと思います。

オールマイティーな物件にはなかなか出ないものだという認識も必要です。

3.物件は必ず内覧しよう

これは、私自身の失敗談でもあるのですが、物件は必ず現地で内覧することをオススメします。

今は、ネットで間取りや写真、VRで内覧などできるようになっていますが、できれば現地で確認するようにしてください。

住み始めて、思わぬ落とし穴に気づくことがあるからです。

私は、高校卒業後に大学進学のため東京で部屋を借りたのですが、高校卒業から上京までの約1ヶ月で自動車免許を取ることに必死でした。

そのため、ろくに現地も確認せず、ネットで学生マンションを申しこんでしまったのです。今思うと完全にアホですw

初めての一人暮らしの部屋をそんな感じで決めたため、いざ引越し当日に部屋に入って思ったこと。

「せま!!」

私を待ち受けていたのは、広さ6畳程度のワンルーム。しかも、玄関からの通路を含めてこの広さなので、実際はベッドと机を置いたらほぼ自由な空間がありません。

その辺の安いビジネスホテルでさえもう少し快適です。

しかも、そのマンションの外壁はなぜか真っピンクだったのです。

例えるなら、フラミンゴくらい鮮やかなピンク(笑)

なぜ、そんな外壁にしたのか甚だ疑問ですが、この記事を書いている最中に思い出して、調べたら未だにその外観のまま、存続しているみたいです、、

約2年間住み続けましたが、友人も呼べないため、更新を前に引越しました。

閑話休題。話を戻しますw

先ほど挙げた自分の譲れないポイントを中心に内覧していただくことが重要なのですが、見落としがちなポイントをいくつか挙げたいと思います。

  1. 携帯電話の電波は十分か

  2. 間取りは、家具家電を置けるか                     今所有している家具家電は置けるか、搬入できそうか確認しましょう。

  3. 前の入居者がつけた傷や汚れはないか                  あまり細かい部分は気にしなくて大丈夫ですが、目立つものは事前に申告し、入居までに直してもらいましょう。

  4. 収納は充実しているか                         容量だけでなく適材適所にあるか

  5. 日当たりは問題ないか

  6. 騒音、匂い、排気ガスなどの公害になるものはないか           踏切や線路、幹線道路の近くは騒音、振動などが気になって眠れない場合もあります。

  7. 入居後に揃えないといけないものは何か。                照明、カーテン、コンロはあるか、寸法は?

  8. ごみ出し場所はどこか                         ゴミ出しは日々の生活に関わる部分なので、ごみ出し場所まで遠い物件などは大変です。

  9. 駐輪場、物置、宅配BOXがあるか                    使用する予定がない場合は不要です。雪が降る地域では、タイヤ保管のための物置付き物件が多いので確認しておきましょう。

  10. 治安は良さそうか                           商業地域が近い、歓楽街が近いなどの場合は注意が必要です。

  11. 災害の危険性はないか                         自治体発行のハザードマップ、近隣の避難場所なども確認しておくとベストです。

  12. 雪が降る地域では、駐車場に消雪パイプがあるか(かなり重要になります)

内覧の際、スマホで部屋の写真を残しておくと良いと思います。
また、周辺環境は日中と夜間の両方見ておくとベストです。昼間は気にならなかったけど、夜間は思った以上に街灯が少なく怖い雰囲気だったということもあります。

4.住むエリアは総合的に判断しよう


住まいは生活の拠点です。

①通勤・通学、買い物の利便性、②家賃、③周辺環境 
その他いろんなことを考えて住むエリアを考えることになるかと思います。

職場や学校に遠くても家賃の安い場所に住むというのも一つの選択です。

私も大学まで1時間かけて通学していたこともありました。

電車を本を読む時間と決めて、毎月5冊以上の本を読むようにしていました。

しかし、今では職場や学校までの距離はなるべく短い方がいいと思うようになりました。

理由は、時間も貴重な資源だと考えるようになったからです。

多少家賃が高くても、今より毎朝30分遅く家を出ることができたら、その浮いた30分でお弁当を作れるようになります。

通勤距離が短くなる分、交通費も安くなります。

そして何より、朝の貴重な時間にゆとりが生まれて、1日が充実したものになります。

これはあくまで個人の価値観になってきますので、何を重視したいかを考えるようにするといいと思います。

5.不動産屋さんの手口にハマらない!


2月、3月のいわゆる繁忙期は不動産屋さんも1件のお客さんに多くの時間を取れないため、効率よく契約してもらおうとしてきます。

よくある手口がアンカリング効果というテクニックです。

これは、先ほど書いた、学生マンションから引っ越そうと物件探しをした際に実際に私がハマった手法でもあります。

これは何かというと、不動産屋さんに部屋探しの条件を伝えると、希望エリアの中から3件ほどの物件を紹介されます。

そして、「2月、3月はすぐに物件が決まってしまいます。いいと思った物件も翌日には成約になっているケースが多いです。その日のうちに決めた方がいいですよ」と言われるのです。

確かにこの時期は、いい物件はすぐに予約や申込みが入ってしまうので、これは間違いなく事実です。
しかし、それで焦って決めて後々後悔してしまうこともあります。

アンカリング効果を使った物件紹介とは、

1つ目に、要望をかなり満たした物件で予算オーバーの物件。手が出ません。

2つ目は、予算内で安く古い物件。住みたいとは思えない感じ。

そして3つ目に予算よりちょっと高い物件で、そこそこのスペック。

すると、最初に見せられた物件が基準になって、3つ目の物件がバランスの取れたとても良いものに見えてしまうのです。

そして、他の人に物件を取られてしまうかも、という焦りから他の物件を見ずに決めてしまうのです。

もちろん、本当に自分の要望を満たしていればよいのですが、譲れないポイントが高い条件を曲げないといけない、完全に予算オーバーという場合は、しっかりその旨を伝えて、別の物件を紹介してもらいましょう。

以上が、お部屋探しで気を付けるポイントです。

いかがでしたでしょうか?

よい物件選びができたら嬉しいです。

では!!

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